バルトメウ会長が語る メッシ契約更新、補強、カンテラetc

ベラッティは来たがっているが、PSGが交渉を望まないとバルト。

この7月7日(金)のSPORTとMDは、どちらもFCバルセロナ会長ジュゼップ・マリア・バルトメウのインタビューを大きく扱っています。同じ日のインタビューだけに中心となる話題は必然的に似ていて、どちらも先日終えたメッシとの契約更新交渉、ベラッティを始めとする夏の補強、有望株が二人退団したカンテラなどがメイン。最高責任者のクラブ会長が語るだけあって興味深い内容も幾つかあり、コメントを少しだけ集めるつもりが結局多くなっています。

メッシを説得する必要はなかった

■大エースとの契約更新を終えて:「ロナウジーニョは笑顔と魔法を、イニエスタはバランスを、そしてレオは芸術と天才的手腕をもたらした。この変化を始めたのはロニーだけれど、バルサの色調が変わったのは2008年にペップ・グアルディオラメッシを重用してから。レオによってバルサに対する世界の考えが変わったんだ。人々は特にメッシを直接見るためにカンプノウを訪れる。レオは全てのバルサアイコンの母となるだろう」(MD)

■契約交渉の経緯:「昨年の夏、レオが脱税問題で苦しんでいることはみんな知っていた。私たちは状況が落ち着くまで数ヶ月間を慎重に待ち、(父の)ホルヘに契約の残り期間が減ってきているので更新の話し合いを始めなければならないと持ちかけたよ。するとホルヘレオと話せという。私はレオと話をして、どんな調子だと訊ねたところ、将来について話をしないとね、と彼は言ったんだ。彼の答えはこうだった。“僕はここに残りたい。だから父と話をしてほしい”」(MD)

彼を説得する必要はなく、彼に退団の意思は全くなかった。そこから私は彼の父と話を進めたよ。交渉のプロセスは、骨が折れるものだった。彼の父はロサリオとバルセロナを行き来して暮らしているし、時々電話で話す状況では話を進めるのが難しいんだ。彼がバルセロナに来た時は、彼の事務所へ行き、二人だけでしばし話をした」(MD)

■契約更新ボーナス:「契約を更新したらボーナスを支払う、それは習慣みたいなものだ。レオの契約について詳しく説明することはないけれど、重要性に応じ、契約を更新するとボーナスが発生する選手がいるのは確かだ」(SPORT)

■メッシからの人事要求:「選手の意見で監督や選手が変わるというのは都市伝説だ。メッシには競争力あるチームの要望もなかった。要望したのはピケイニエスタテル・ステーゲンだね。選手たちが欲するのは勝利、栄光で、お金は重要ではない」

メッシからはなんの要望のなかったタタ・マルティーノが来たのはメッシが求めたからだと人々は言うが、それはウソだ。ルイス・エンリケを選んだのは私たちであり、選手たちは後で結果を知った。エルネスト・バルベルデも同じだよ。私たちが定めた幾つかの基準に従い、エルネストと契約をした。人によって好き嫌いはある。ルーチョも選手たち全員に喜ばれたわけではなかったんだ」(SPORT)

■メッシの結婚式:「招待はされなかった。同年代の友人が呼ばれるのが普通」「私たち理事は選手の友人ではないし、役割はそれぞれなのでそこを混同することは出来ない。私はネクタイを着用し、選手たちはカミセタ(ユニフォームシャツ)に身を包む」(SPORT)

補強について

■バルベルデを選んだ理由:「彼を評価したのはインテリジェンスと謙虚さだよ。私が謙虚さと言うのは、もし知性があったとしても、謙虚でなければダメだからだ。その他にも彼には良い点が幾つもある。私たちがバルサはこうあるべきだと考えて私たちを喜ばせるコンセプトを彼は持ち、下部組織を見、キャラクターもバルサのロッカールームに完璧にフィットするだろうと私たちは考えている。バルベルデは素晴らしいチームの雰囲気を保ち、また向上させるためのインテリジェンスを備えている」(MD)

■ベラッティを獲りにいく理由:「テクニコたちが彼に来てほしがっているんだ。ロベルトエルネスト・バルベルデ、それにセグラボアダもね。そして私たちは彼もバルサへと来たがっていることを知っている。問題はPSGに交渉はしたくないと言われていることだよ。契約解除金がないのは、それに頼れないので問題だ」(SPORT)

■世界的クラックは来るのか:「私たちからはなにも確約できない。マーケットと交渉次第だからね。今日のところは、PSGが交渉を望んではいない」(SPORT)

■セバージョスの過去の問題ツイート:「その件には回答できない。バルサが選手を獲る時、優先するのはスポーツ面だ。非常に高い選手はいるが、現場が望むのであれば、バルサは努力をしなければならない。バルサが経済的な理由で選手を獲りにいかなかったことはないんだ。スポーツ的に関心があるなら、常に契約してきたよ」(MD)

■カンテラからの昇格:「確実に一人は昇格するだろう。それはマルロンだ。彼はトップチーム契約となるだろうね。プレシーズンの間にバルベルデがフィリアル(二軍)の選手たちを見ることで、誰を戦力とするか決められる。B契約の選手たちも頻繁にトップチームでトレーニングを積むことになるだろう」(MD)

「バルサとしては少数編成のチームを望んでいる。セグンダAにフィリアルがあるのなら、そこに手を伸ばさなければならない」(MD)

■ダニ・アルベスと確執があった?:「ダニ・アルベスと理事会の間に問題は一切なかった。彼と私は何が問題だったのか完璧に知っているし、それはスポーツ的なものではなく、彼の私的な問題だったんだ。ダニはとても愉快な男で、ウイットに富んでいる。けれども退団は個人的な理由によるもので、私たちはそれを理解している。真実を知っているのは私と彼、それに代理人(の元妻)だけだ」(MD)

■アンドレ・ゴメスは移籍不可?:「バルサの選手は全員移籍不可だよ」「マティエウも含めた、全員が移籍不可。彼は今ポルトガルでテストを受けており、それが終われば、私たちの元へ戻ってくるのか、あちらに残るのかスポルティングと話し合って決めるだろう」(MD)

■補強を主導するのは:「バルサではテクニコが獲得をするが、理事会の同意もあるべきだ。私のここでの7年間の経験からいえば、テクニコと理事会が合意しない場合、その補強は機能しなかった。逆に両方が合意すると機能したんだ。意見の一致が必要だ」(MD)

カンテラ

■カンテラーノたちを留める方法:「ハッキリさせておくべきだ。大半の選手たちは出て行かず、ここに残っている。アレニャは残り、ククレヤもそうなると期待してるよ。ジョルディ・ムボウラのように退団する選手が出るのは、モナコが300万ユーロの契約解除金を支払ったから。エリク・ガルシアがシティへ行ったのも150万ユーロの解除金を払ったからで、エージェントたちにもお金が支払われていると私は確信しているんだ。億万長者の財力でチームを作ろうとするチームに、バルサは何をする?」(MD)

「カデテ(U-16)からフベニール(U-19)に上がる時と、フベニールからバルサBへ行く時が危険だ。今の法律では、ここで釣ることができるからね。お金に耳を傾ける親たちもいるし、エージェントの場合もある。ムボウラやエリク・ガルシアの件では、エージェントたちが収入を得たことを私たちは知っているカルラス・プジョルイバン・デラペーニャらエージェントが選手にとって最善だと考えて行うことが、バルサにとって最善でないことが時々ある。それが彼らの仕事と理解するけれどね」(SPORT)

「彼らになにか求めるなら、それはシウタット・エスポルティーバに来て選手を見ずに、別のクラブへ行ってくれることだよ」(SPORT)

「エージェントたちは手早くお金を得る可能性を見るものだ。彼らは少年を売ることで金を得る。私が両親にいつもお願いするのは、息子の夢を考えてほしいということだ。そしてもしそれがここで成功することなら、彼らは息子に残るよう薦めるさ」(MD)

■若手引き抜きで学んだこと:「クラブ内部で熟考し、スポーツディレクターを置くことに決めたよ。それがペップ・セグラで、プレベンハミン(U-9)からトップチームまでを見ることになるだろう」「彼はスポーツ管理のエキスパート。バルサや数多くのクラブでの実績がある。彼は多くの状況や組織を熟知しており、クラブのために非常に良い仕事をすると確信してるよ」(SPORT)

■バルサは金銭面で対抗できないのか:「可能ではあるが、ここでは金額はより適切なものであるべきだと考えている。それに契約解除金は契約内容と関係しているので、解除金を上げるためには契約内容(年俸)も上げなければならない」(MD)

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