セスク「夢はバルサで成功すること」

 

確固たる信念があったから、思いを説明する必要はなかったとバルサの4番。

この2013年夏は、セスク・ファブレガスの去就が大きな話題となりました。チアゴ・アルカンタラ獲得を狙っていたマンチェスター・ユナイテッドが、彼のバイエルン移籍に従ってセスクへと標的変更。伝えられるオファー額が大きく執拗だったことや、バルサの4番の過去2年の成果が微妙だったこともあって、本人による残留宣言以外にはウワサを鎮火しそうにない状況となっていたのでした。そしてこの8日、マレーシアでの親善試合のプレゼンテーションにてセスクが、バルサで成功することしか考えたことがないと断言。扉は無事閉められたわけであります。

 

退団を考えたことは一度たりともない

クアラルンプールのホテルにて開かれた記者会見に、レオ・メッシと揃って出席したセスク・ファブレガス。彼はマンチェスター・ユナイテッド移籍のウワサに関して、次のように言っています。「僕はいつだって落ち着いていたよ。皆さん(記者)の多くが、僕が表に現れて、メディアで言われていることについてハッキリとさせることを望んでいるのは知っていたけれど、僕は別に、自分の頭にあることを説明する必要はなかったからね。このクラブで成功するのが、僕の人生の夢、小さい頃からの夢さ。だから自分が残留することを、僕は一瞬たりとも疑ったことはなかったよ。いろんなことが言われていたのは確かだ。でもそれらの幾つかは事実ではなかった。僕はバルセロナでものすごーーく幸せだよ」

こちらからすれば、ウワサが事実でなく鬱陶しいのなら、さっさと残留宣言をすればいいのに、とも思います。それがここまで沈黙していた理由は、セントロカンピスタによればこうです。「だって僕は良心に恥じるところなんてなかったから。僕は誰も騙していなかったし、悪事も働いてないし、何かを隠してたわけでもなかったしね。広報部には、順番がきたら普通に話すって言ってた。何もなかったんだ。ユナイテッドのスタッフや理事の誰とも、僕は話をしていない。話を膨らまされてたんだよ。ティトやスビ、タタ、バルトメウが僕を信頼しているといった後でもまだ、あれこれ言われていたことが理解できない」

そしてセスクは、バルサの人たちからたっぷりと愛情と信頼を受けていることを強調しました。「どんな時も僕はこのクラブで愛されていると感じてきたよ。(今回は)ロセイ会長やバルトメウ副会長、それにティトも僕に電話をくれて、僕を信頼しているって伝えてくれたんだ。エル・タタも僕を信じていると言ってくれた。もしクラブのなかに自分を信頼してない人がいるなら、その選手は移籍も考えるかもしれないけれど、少なくとも僕の場合はそれには該当しないね。僕が新しい契約を要求したというのも事実じゃない」

ということで、バルサで栄光を掴むという夢に向かって突き進んで行く覚悟の出来ているセスクは、そのために必要な点についてこう述べています。「自分がもっと向上しなければならない、と感じてる。僕は世界一要求の厳しいクラブにいるんだからね。実際、同じレベルで要求されるクラブはレアル・マドリーだけだと思ってるんだ。僕はこれまでここで、とても良い瞬間、良い瞬間、悪い瞬間、すごく悪い瞬間を経験してきた。自分は歴史上最も偉大なクラブにいるわけだから、これからは最悪じゃなくて最高の瞬間となるよう頑張っていくよ」

ちなみにセスクは7月末にマルティーノ監督と話しをしたのだそうです。「彼は僕に、何を期待し何を望んでいるのかを教えてくれたんだ。僕はハードに働かなければならないし、挑戦する準備は出来てる」バモス!

 

チャビの偉大さについて

この会見ではファブレガスは、こんな話もしています。チャビ・エルナンデスのチームでの役割について訊ねられた際、後輩セントロカンピスタはこんなふうに答えているのです。「チャビについて質問された時、僕の言葉は同じなんだ。第2のレオが出てこないように、第2のチャビもこの先登場しないだろう。フットボルバッセや別の場所で、何年間も探し回ることはできるよ。でもチャビが引退をしたなら、バルセロナは別のプレーになる。彼のことで一番信じられないのは、世界最高の選手の1人なのに、フベニール選手と同じ希望をもって練習に臨んでることだよ。そんなチャビのモチベーションが、周りの僕らに感染するんだ」

 

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