ミュンヘンへ行こう!

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このバルサはいつだって、クレの期待に応えてくれてきた。

その90分の戦いの末に待っているのは歓喜の一日と楽しい食事か、それともフテ寝とヤケ食いか。現時点における、今シーズン一番の大一番がいよいよやってきました。1-0のビハインドを跳ね返し、2点差以上の勝利を収めることが出来ればバルサのミュンヘン決勝進出。1点差以内の敗北であればチェルシーの勝ち抜け。ライバルチームの守備力・カウンター決定力を考慮すれば簡単とは言えないミッションですが、ペップチームが持てる力を発揮したならば、十分に逆転可能なスコアでもある。ペップは前日の会見でバルセロニスモに自信を注入しています。「私たちはミュンヘンにいるだろう」。そう、いるんですよ。

◇グアルディオラ 「私たちはミュンヘンに辿り着く」

結局のところ精神論的になってしまうのは申し訳ないんですが、細かなディティールで勝敗が右へ左へと動くギリギリの戦いでは、極限の状況どれだけ自分たちへの自信を持っているかが、最後のラインを分かつことになります。その意味で、チェルシー戦の前日会見でペップ・グアルディオラが表した珍しいほどの勝利への確信は、チームを信じてはいても一抹の不安を覚えるクレに、大きな元気を与えてくれます。

「もちろん、私は自分たちがミュンヘンに行くことになると考えてるよ。そこに一切の疑問は持っていない。試合がどうであったかについては後で分析するけれど、私は決して、上手くいかへんかもと思って試合に臨んだりはしないからね。最初の日から、私はそうやったよ。自分たちはやれる、と私に考えさせてほしい。このチームの選手たちは、チェルシーを退けることやろう。私はこのチームに、揺るぎない信頼を抱いているんや」

ピケとテージョ

チェルシーとのイダ、さらにはクラシコで出番がなかったことで、巷ではまたまたペップとジェラール・ピケとの不仲説が流れています。WAKA旦那のなにかと騒がしいプライベートが、監督はお気に召さないのだと。しかしペップは、そんなウワサを一蹴しました。「私はピケをとても評価してるよ。決断はスポーツ的な理由によるものなんや。彼は怪我をして、少し戦列を離れていたからね。それに監督には、選手の私生活やソーシャルネットをコントロールすることはできない。ジェラールには人としての生活があるし、それを変えるのが私の仕事でもない。彼は前から、ずっと同じやったよ。ティト・ビラノバは彼をカデッテの頃から知ってる。彼は明るい子で、自分の仕事や生活を愛している。フットボル選手であることよりも、それはより重要なことなんや。ジェラールには多くの悩み事があって、それが彼の人柄であり、個性でもある。私は彼のそういうところが好きやね」

マドリー戦では、先発起用されたクリスティアン・テージョにも大きな疑問や批判が集まりました。ペップは言います。「私がテージョを起用するのは、そこに私なりの根拠があるからや。批判するのなら私にすればいいのであって、テージョを責める必要はない。それに彼は、あの試合で一番のアタッカーやったよ。同じことはチアゴにも言える。彼は相手の守備バランスを崩し、後半はチームを支えていた。マドリー戦でのテージョのプレーを分析してほしいよ。彼は相手を怯えさせるプレーをしていた。すべてのチャンスは、彼によるものやったんや」

またペップはクラシコのビデオを見直したといい、そのうえでこう意見を述べています。「私たちは好い試合をしたよ。ゲームをコントロールしていた。けれどもマドリーはとても強いチームやし、上手く守りを固めていた。私たちのプレーは特異でね。パスこそが、私たちのエッセンス(真髄)なんや。試合に負けはしたけれど、私はそう考えている。時間が経過することで、私たちのハイレベルさは分かってもらえると思う。もしかすると君たち(記者)が正しくて、私が間違ってたのかもしれんけどね」。そして。「私たちがすごいライバルたちとプレーしていたことが、忘れられてるように見えるよ。時々、対戦チームが過小評価されるんや」

バランスと忍耐

では今夜のチェルシー戦には、バルサはどうプレーしていくのか。これは訊くだけ愚問でしょう。自分たちのスタイルに忠実にあるのみです。「逆転を成し遂げるためのカギは、我慢強くあることと、攻撃でのバランスになるやろう。私たちがたくさんのチャンスを手にすることはないと思うし、決定機は確実にモノにしていかなあかんのや。守備面においては、彼らのカウンターを避けなければならない。フィジカルが強く、守備的なライバルが相手の試合。イダやマドリー戦、レバンテ戦のようなゲームになるやろう。チェルシーがゴールする可能性はあると思う。そのための武器を彼らは備えているからね。彼らがどうプレーしてくるかは、結果次第やろう。こちらがボールを失うのを待って、隙あらば前に出てくるよ。その点を十分に注意しなければならない」

しかしなんであれ、ゲームの主人公となるのはプレーヤーたちです。「今は選手たちの時間なんや。監督の影響はあるやろうし、私はもちろん自分の責任を果たすよ。けれどもこのチームの選手たちは偉大であり、唯一の存在であり、いつまでもわたしたちの記憶に残っていくことやろう。明日もまた、彼らはやってくれるよ」

そして。「私たちが小さかった頃、私たちはフットボル選手がボールをシュートして、パスをするのを楽しんでいた。この子たちはそうで、プレーするのが好きなんや。これまでにプレーした準決勝は、どれもものすごくハードやったよ。私たちは1-0を逆転せなあかんし、私は彼らがそれをやってくれると知っている。土曜日はもちろん凹んでいたけれど、明日は今日よりも良くなっているやろうし、私たちは勝利を目指していく」

ミッションが困難なものだけに、選手たちは通常の精神でプレーに臨めないかもしれない。しかしグアルディオラはこう諭します。「興奮しないなんて不可能。私たちの選手も人間であり、感情を持っているんや。そして彼らは好い仕事をしたいと願っている。”ナーバスになるな”というのは簡単なことや。でも私たちはそれを上手く処理していかなければならない。彼らはこういった状況をコントロールする方法を知っているし、今回も例外とはならへんやろう」

◇ペップの指示

チャンピオンズの地元での試合の場合は、必ず前日にカンプノウでのトレーニングが行われます。昨日もそうだったわけですが、メディア情報によればバルサの面々は今回、予定されていたよりも25分も遅れてピッチへと姿を現したそうでして。その理由といえば、セッションに入るにあたり、ペップ・グアルディオラがチェルシーを事細かに分析したビデオを選手たちに見せ、じっくりと指示を与えていたからだそうです。

同じ日に行われたチェルシー側の記者会見で、ブルーズを率いる禅僧監督ロベルト・ディ・マッテオは、バルサとの試合に臨むにあたっての目標をこう語っています。「決勝へ勝ち進める可能性は50%。私たちのは1-0のアドバンテージがあるとはいえ、難しい試合になるだろう。私たちは1点を狙っていくよ。そのチャンスはあるだろう」

そう、たしかにチェルシーが1点を決めてくる可能性は十分にあり、それについてはグアルディオラも会見で認めています。そうなった場合、バルセロナはチェフに対して3ゴールを叩き込まなければならなくなる。前半にポンポンと2ゴールが決まっていなければ、かなり厳しいミッションとなります。ゴールをこじ開けるために、ペップはどのような作戦案を選手たちに授けたのか。上手く使えていないサイド攻撃をどう修正していくのか。カウンター封じの肝となるハイプレスは機能するのか。1度は必ずやあるであろうピンチで、聖ビクトルは降臨するのか。そしてメッシが再び神となるのか。ペップが授けた指示がいったいどんなものか、非常に気になるところです。

◇みんなの力で

前日の会見では、グアルディオラも、選手代表として登場したジェラール・ピケも、「スタンフォード・ブリッジのようにプレーをすれば、十分チャンスはある」との見解を示しています。たしかにそのとおり。ただしあと一つどうしても必要になってくるのは、”チャンスをきっちり決める”こと。もうこれに尽きます。バルサが先日のチェルシーやマドリー並みに決定機を活用できていれば、マニータなんてお茶の子さいさい。なので最初の一つ、あるいは二つの決定機でネットが揺れるかどうかが、大きな要素となりそうです。

美しくパスを回し、鮮やかな崩しによってチェルシーを攻略できるに超したことはないですが、今回の場合はそういったものが多少欠けようとも、とにかくゴールをねじ込んでほしい。シュートは全部突き刺すくらいの感じでいってほしい。ミュンヘンでのイダの後にモウリーニョが言っていたように、”歴史的な大逆転劇は必要ない”のです。12年前のように、3-1をひっくり返す必要はない。粛々とチャンスをものにしていきましょう(言うは易し!)

あとはですね、カンプノウで直接チームを応援する幸運を手にしたバルセロニスタ諸氏には、ホットでホットな声援をお願いしたいところです。土曜日のクラシコでは99,252人の超満員だったけれども、皆さんいささか大人しかった。元々カンプノウは静かな観戦を売りにしているような場所なんですが、ここは一発、熱いスタジアムを見たいです。スタンドの元気は、チームにも確実に波及するでしょう。わっしょいわっしょいといったりましょうよ、カンプノウ。泣いても笑っても、カサでのチャンピオンズは今季はこれが最後。たくさんの夢を見させてくれたペップチームに、ここで後押しせずにいつしましょうか。要塞がホットになれば、すばらしい結末になる可能性も上昇するはず。チームもファンもみんなの力を一つに合わせ、行こうぜミュンヘン!

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