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レオには頼らずに

 

怪我の癒えてないクラックに頼らず勝つことがミッション。

1-3で敗れたコパクラシコが幾分印象を悪くしていますが、今季のティトバルサはカンプノウでけっこうな強さを見せています。ここまでの24試合の結果は20勝3分1敗となっていまして、水曜日のPSG戦でアウトとなるスコアは、冒頭のマドリー戦だけしかありません。フットボルでは過去が保証してくれるものなど皆無ですが、心強いデータであるのは間違いない。たとえレオ・メッシが間に合わずとも、ピッチに立つ選手たちが全力を出し、準決勝へと進出してくれるでしょう。そしてティトはその先発イレブン案を、すでに固めているそうです。

 

先発イレブンはすでにティトの頭に

要塞カンプノウでブエルタを戦うことがパリ・サンジェルマンのハンディキャップなら、バルセロナにとってのハンディは守備の要に連続している怪我人です。プジョルとマスチェラーノが揃って負傷したことで、安心できるセントラルはピケしかいない状況。マジョルカ戦ではWAKA旦那とコンビを組み、完封勝利に貢献したバルトラも可能性はあるのですが、ピケとバルトラはタイプが似ていて、スピード勝負では分が悪くなる。PSGには快足ルーカス・モウラやラベッシがいるので、そこはアドリアーノ・コレイアの速さに賭けるだろうと見られています。

ということでSPORT紙による予想スタメンは、バルデス、アルベス、ピケ、アドリアーノ、ジョルディ・アルバ、ブスケツ、チャビ、イニエスタ、セスク、アレクシス、そしてビジャ。ペドロにまだ出場許可が下りていないことと、マジョルカ戦でのセスクとの相性の良さから、デランテロにはアレクシスが選ばれる可能性が高いでしょう。サンちゃんはやれば出来る子だというところを、この大一番で是非とも見せ付けてほしい!勝負どころでのペドロの決定力も魅力ですが、ここは継続性とフォームの良さでアレクシスと予想です。ちなみにSPORT紙のウェブアンケートでは、先発希望アレクシス51%対ペドロ49%と、かなり拮抗してます。

 

まだ大きい、怪我再発のリスク

一方、PSG戦へと間に合わすべく休日返上でリカバリーに励んでいるレオ・メッシですが、どうやらリスク回避の方向だと報じられています。SPORT紙によりますと、月曜日に行われた超音波検査によって、昨日試合に出場した場合の怪我再発の可能性は50%だと判明。あと2日間でさらに回復が進むにせよ、依然大きなリスクは残りますので、メッシとしても今回は、まずはベンチ入りを目指していくようです。そして再発の危険性を少しでも減少させるため、今日もまた朝夕2回のリハビリによって治癒を促していきます。

試合当日となる水曜午前、レオは最後の超音波検査を受け、回復がどれだけ進んでいるかを診ます。ベンチに入ってくる可能性は高そうですが、明日はまだ全治10日と診断された傷を負ってから8日目。ピッチサイドで彼がアップを始めるというのは、今回の場合、避けねばいけない状況となります。

先日日本で放送され、カタルーニャのスポーツ紙などでも話題となっているメッシ対ロボキーパーのPK対決。その中で我らのギガクラックは”もはや神!”と何度も称えられていましたが、実際のところは神でもロボットでもなく、とてつもなくスゴイけれども生身のフットボル選手であります。なので怪我もするし、ここで無理をさせる道理もない。実は仙豆を1つ持っていたんです、という場合を除き、水曜日はベンチを温めてもらうようにしなければなりません。

セスクとアレクシス、ビジャのトリデンテが爆発すれば、メッシを休ませるプランBとして今後にも役立ちます。こういう時に、チームはまた成長するもの。レオが休みなら、それはそれで無問題というふうになってることに期待ですし、きっとそうなると信じております。ティトの処方箋で、セスクは”再生”する。フォルサ!

 

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