いつものように、さらりと男前発言をしているヘフェシート。
プレシーズンが始まり、水曜日に最初に会見当番を任じられたのはチームの旗頭であるレオ・メッシでした。そしてその翌日、プレスルームに登場したのはハビエル・マスチェラーノ。カピタンたちが揃ってバケーション中ということもあり、そのなかにおいては彼が最も信頼が厚いということなのでしょう。そしてヘフェシートはいつものように、さらりと幾つものメッセージを発しています。
会見でまずテーマとなったのは、2日前の会見でスビサレッタが”かなり進んでいる”とした契約延長に関してでした。「交渉はとても順調に進んでるよ。近々まとまるんじゃないかと期待してる。僕はここで幸せだし、クラブからとても評価されていると感じてるんだ。これから何年もバルサでプレーし続けていきたい」
彼は今では”マスチェラーノ方式”と呼ばれる、年俸の一部を移籍資金に回してもらうというやり方の先駆けでした。「ここへ来るために金銭的な努力をするとき、いつの日か見返りがあるだろうなんて考えもしなかったよ。考えたのはスポーツ面でのことだけだった。バルサ入団は僕が人生で下した最高の決断。もしそうしていなければ、僕がいま手にしているものを得るのは不可能だったからね。勝ち取った信頼を、保ち続けていきたいと思う」
移籍後のバルサでの出来事は、彼の想像を超えるものでした。「こんなふうになるとは思ってなかったよ。ここへ来たとき、僕はプレーするのは難しいだろうなと考えてた。僕のポジション(ピボーテ)にはすでに主がいたからね。でも状況が僕のポジションを変えた。ビッグチームでプレーしているなら、訪れたチャンスは確実に者にしなければならない。しっかり練習してチャンスを掴むというのが、僕の学んだことだよ」
ちなみに今では、プレーしていて一番快適なのは「セントラル」だそうで。その後彼はすぐさま、「それは監督が決める他のポジションでプレーしたくないというわけじゃないけどね」と補足をしています。
メッシと同じように、マスチェもまた昨シーズンのチェルシー戦とマドリー戦がモヤモヤとして心に残っているそうです。「チェルシーとの180分では、僕らが彼らを大きく上回っていた。でもフットボルとはそういうものさ。リーガではマドリーがカンプノウで僕らに上手く勝った。それ以上に言うことはないよ。相応しいものを得られないことも、フットボルではよくあることなんだ」
そして最後にバロンデオロについて。各メディアが早々に気にしているこの件に対し、マスチェラーノはこんなふうに意見を述べています。「バロンデオロは個人の賞であり、好みの問題だからね。いつもならタイトルの数が重要だと言うところやけど、今年は80ゴールなんていうクレイジーな記録を残したヤツ(メッシ)がいる。もし僕が投票するなら、メッシに入れるよ。あとの2人はチャビとイニエスタだ」
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