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マルティーノ「今日は結果を評価する」

冴えない内容も予想の範囲内、と監督。

カンプノウの将来を決めるソシオ投票(レファレンダム)が行われ、8万人を超える観客が声援を送った地元での夕方試合。相手が最下位ベティスということもあり、ここは一発快勝が期待された試合だったのですが、内容はスコア(3-1)が与える印象を反映しないものでした。アトレチコとのチャンピオンズ決戦に挟まれた試合だっただけに、何はともあれ勝ってよかったねというところで、試合終了後のマルティーノ監督も今回は結果優先だと認めています。「今日の試合は、ここ最近のようにはならないと思っていた。火曜日の試合はかなり消耗するものだったし、アトレチコもまた苦しんでいたからね。例外的に、今日はプレーではなく結果を100%評価している

大一番の狭間では、こういう試合になりがち

タタさんは続けます。「言い訳はしないけれど、火曜日に大一番をプレーし、水曜にも再び大一番が待つなかで、このベティス戦があった。そういう試合はこうなりえるものだよ。分析を行わないという意味ではないけれど、(今回の)チームのパフォーマンスについては、とりあえずは脇へ置いておく。首位チームにプレッシャーをかけ続けるためには、勝つことが必要だった」

そして「この種の試合では望まぬ結果になることが珍しくないなかで、私たちは良い結果を得た。だから私たちは、リーダーにプレッシャーを掛け続けるためにこの結果を評価している。負けることは許されなくとも、良くないプレーは許される場合もあるからね」という監督ですが、結果優先がすべての免罪符になるとは考えてはいません。「チームの集中力に問題があったとも、相手チームを過小評価していたとも思わない。ベティスはすばらしい試合をしていたし、追加点を狙える場面で何度か、私たちには正確さが欠けていた。25分以降はチームとしてあまり機能せず、個人の能力で勝ったと思う

もう少し選手を休ませたかった

内容はイマイチでも結果は残せたことで、「チームは落ち着いている」とマルティーノは言います。しかし一方で、「ベティス戦で起こったことを水曜の試合(アトレチコ戦)へと持ち込んではいけない」とも警告。タフなアトレチコ戦に挟まれつつも主力メンバーを起用した理由については「試験をする気はなかった」と説明し、「もし試合展開が違っていたなら、何人かの選手は休ませるつもりだった。火曜日に出場した選手は一部休ませることも出来ただろう。おそらく、ローテーションは少し不十分だった」と明かしています。

交代のタイミングが遅くなった(78分)理由は、「アンドレスが疲れていたことで、ブスケツの隣りに抑止力を加えるべきなのか、縦パスがより必要なのかが見えなかった。また、ペドロとアレクシスにもまた出場時間を与えたかったので、ネイマールは温存していた。間違いたくはなかったので、少し様子を見ることを優先した」とのことです。

そのブスケツに対しては、「彼は並外れた選手で、世間から評価を得るのが遅すぎたと思う。私にとっては彼はバルサのキープレーヤーであるし、彼がベストイレブンに入らないのは奇妙に映るよ」と大絶賛。2つのペナルティをきっちり決めたエースメッシについても、「もう彼がゴールを決めることで誰も驚かないけれど、あれだけ多くの試合を欠場したにもかかわらず、得点ランクトップまで3ゴールへと迫っている。それが彼がすばらしさを物語っている」と称えています。

FCバルセロナ 3-1 ベティスのマッチレポートはこちらです】

 

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