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ルーチョ 「相手に1分も贈らず」

ベルナベウでの試合は決定的ではないとミスター。

FIFAウィーク明けのいわゆる“格下”との試合で、翌週にはチャンピオンズ(アヤックス戦)とベルナベウクラシコが控えている状況。一つ油断をすれば落とし穴に落ちてしまいそうなこのエイバル戦でしたが、ルーチョに率いられた今のチームにはそういった心配は不要でした。8人でエリアを固めてきたエイバルに前半は手を焼き、先行されそうなピンチも2度ありましたが、後半60分以降はさくさくと3点が入るゆとりの展開。ゴールはどれも気持ちいい決まり方でしたし、注目度の高い対決が2つある次週に向け、弾みのつく試合となりました。

周りを活かしつつ、自分でも決めるメッシ

バルサが決めた3ゴールのうち、2つはレオ・メッシが直接関与することで生まれました。チャビの先制点はメッシからの狙い定められたパスを活かしたものでしたし、迫力ある突破から決めた3点目はネイマールとの良質な連係の後にメッシ自ら蹴り込んだものでした。仲間を活かすことが出来、かつ自分でも決められる選手たちが絡み合うことで生まれるスペクタクル。サンチャゴ・ベルナベウでも彼らのコンビネーションが炸裂すれば、クレ喝采の週末への可能性はより大きくなりましょう。

しかしながら、1ゴール1アシストを決めながらも幾つかの好機を逃したことで、“彼の夜ではなかった”ような感じがしてしまうのですからメッシ基準は異常^^; 欲を言えば、今回あと1点決めてテルモ・サーラの記録(リーガ通算251ゴール)に並んだことをカンプノウで祝い、ベルナベウで新記録更新がベストでしたが、あちらで251にした時のざわざわも興味があるんで楽しみにしたいです。

一方で気になるのは、ジェラール・ピケの状態です。フットボルで相手を90分間ノーチャンスに抑えることは難しく、危ねー!と叫ぶことが数度あって普通なのですが、前半が終了しようかという数分間にピケが連続してあっさりと裏を取られたのはいただけない。もしカパが無人のゴールへとシュートを流し込んでいれば、もしクラウディオ・ブラボの1対1での好守がなければ、後半のエイバルの守りはより熱心になったでしょうし、勝点3も危うかったかもしれません。カタルーニャ独立問題やら警官罵り事件やら、何かと周囲が騒がしいワカ旦那。今季はベンチ時間が多いことも重なり、迷いの森に入っている感じがします。

常に向上を目指している

遠征やらFIFAウィークによるパロンがあったことで、カンプノウでは実に3週間ぶりとなった試合後の記者会見。前半は苦労し、後半に快勝したエイバル戦を、ルイス・エンリケは次のように振り返っています。「最初の1分からハードにプレーしなければならない試合だった。後半にダメージを与えるためには、前半に激しくプレーし、良い前半にする必要があるんだ。なにより重要なのは、私たちが1分たりともエイバルにプレゼントしなかったことだ

チームは決して理想的な瞬間とはならない。何故なら私たちは常に向上することを欲しているからね。5-3-2でプレーをしてくる相手に対し、私たちはすばらしい試合をしたよ。このレベルで激しくくるチームに対し、チャンスを作るのは簡単じゃなかった。ファンにも助けられた。ファンがチームを信頼している感覚が私は好きなんだ。それはこれから訪れるデリケートな瞬間に役立つことだろう」

前半終了前に立て続けに出くわした2つのピンチのことは、特に気にしてはいないと指揮官は言います。「私たちはトップリーグでプレーをしているんだ。相手に何度かチャンスを作られるのは普通のことだよ。どうしてピンチを招いたのかをこれから分析するし、修正を試みていくけれど、エイバルは非常に勇敢だったし、プレーのあらゆる点において非常に良い出来だった」

この勝利によって、バルサはマドリーに4ポイント差をつけてベルナベウへと乗り込みます。それは理想的な状況かと訊ねられたルイス・エンリケは、皮肉を織り交ぜつつこう述べました。「ノー。マドリーの勝点がゼロで、私たちが今の勝点だったなら理想的だったろうけどね。このクラシコは決定的にならないと私は思っている。まだ先は長いんだ。私たちはいつものように、ベルナベウへ勝ちにいくよ。マドリーを上回ることが、私たちの目指すところだ。けれどもそれはアヤックス戦でも変わりはない。今私が望むのは選手たちが身体を休め、回復することだよ」

選手たちへの称賛

シーズン開幕時からフル出場を続けているレオ・メッシをいつ休ませるのか?もバルセロニスタの気になるポイントです。「全てを評価し、メッシにもいずれ休みを与えるけれど、私はフィーリングや彼自身の感想を信じているんだ。シーズンを通せば、彼が休む日はくるだろう。しかし今はチームにとっても彼にとっても特別な瞬間だと私は思う。私は時々、メッシがチームにいるのはなんて幸運なことだろうと思うよ。私たちにとって、メッシが生み出すものは一つじゃない。彼はさらに守備でもたくさん働き、それは周りの選手たちを大いに刺激する。彼らと仕事ができるのはステキなことだ」

ベルナベウでテルモ・サーラの記録を更新することは、メッシにとってプラスのモチベーションになるか。ミスターの見解はこうです。「どのトレーニングや試合にも、レオは同じ激しさとモチベーションを持って臨んでるよ。今彼は、誰も破ることは出来ないだろうと考えられていたサーラの記録へと近づいている。今日だってエイバルのポルテーロの出来が良くなければ、更新していたかもしれなかったね。でもクレにとっては、ベルナベウの試合はそれたけでもう十分なモチベーションだ。記録更新が彼への刺激にはなり得るけれどね」

一方、チャビの起用が問題になるかについては、「もしそれが問題なら、ありがたい問題だよ。彼は並外れた試合をした。チャビはプレーをする時もしない時も、あらゆる面で私たちを助けてくれているんだ。今日は試合の読みや2列目からの飛び出しもすばらしかった。チームがバランスの取れたポジショニングをし、必要とする攻撃態勢を作る上で、彼は基本となる存在だった」

評判の芳しくないダニ・アルベスのセンタリングについては、「一切腹立たしくない」とフォローするルーチョはそして、「私はダニのスピリットや献身、モチベーションが好きなんだ。彼には強いパーソナリティがあり、決してへこたれない」と称賛。マスチェラーノについても、次のように称えました。

どのポジションにおいてもマスチェは貢献してくれる。私は彼をセントラルとして見ているけれど、今日も求められた役割に対して非常に良くやってくれたよ。彼は最高のオプションだよ。彼がいることで私たちは、選手交代をすることなく試合状況を解決できる。彼は守備においてエクセレントで、攻撃時のボール供給も良い選手だ」

 

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