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アルダ・トゥラン「バルサの一員と感じてる」

古巣アトレティコとの初対戦を前に意気上がる7番。

アスレティック・クラブとの三番勝負を全勝で終えたFCバルセロナが土曜日に臨むのは、1月の峠越えの最後の難関、アトレティコ・マドリーとのリーガ首位の座を賭けた大一番です。両チームは現在勝点48で並んでいますが、バルサは1試合消化が少ないため(対スポルティング)、アトレティコとしては是が非でも勝点を持ち帰りたい試合。いつも以上にハードな展開になるでしょうし、バルサが勝利を収めるためにはより多くの努力が求められることでしょう。この決戦を前に注目を集めているのが、古巣との初対決となるアルダ・トゥランです。

バルセロナが勝つために全力を尽くす

フットボル選手にとって、かつて所属したチームとの対戦は特別な意味を持ちます。それが自らのキャリアにおいて大きなステップになったチームであれば尚更。FCバルセロナに入団して半年あまり、これがアトレティコ・マドリーとの初対戦になるアルダ・トゥランは、バルサTVの取材に対して次のように意気込みを語っています。ちなみに1月30日は彼の29回目の誕生日だそうで、二重に特別な一日。気合も入るというものです。

「アトレティコのことはすごくリスペクトしているし、彼らのことは大好きだけれど、今僕はバルサの選手だから勝つためにプレーをするよ。試合を楽しめれば、と思ってる。もし勝てるのなら、最高の誕生日プレゼントになるだろうね」、「この試合のことは、ずっと前から頭の中にあったんだ」

アルダ・トゥランは発熱によって水曜日のアスレティック戦を欠場しましたが、体調はもうすっかり回復したようで、木曜日のトレーニングにいつもどおりに参加しています。アトレティコとの首位対決には問題なく出場できるでしょう。

「これは特別な試合だし、試合の前後はかなりナーバスになるだろうとは思う。でも試合が始まってしまえばいつもどおりさ。難しい試合になるだろうから、勝つために全力を尽くしていくよ。アトレティコとの試合に簡単なものなんてないからね」、「アトレティコは選手がたくさん入れ替わったけれど、システムやスタイルに変化はない。敬意を払うに相応しいチームだよ」

4年間プレーしたアトレティコには敬意を払うけれど、バルサでプレーするようになって1ヶ月弱、自分はもうアスルグラナ戦士になったとトルコ人セントロカンピスタは言います。「チームメイトたちのおかげで、自分がチームの一ピースになった、一員になったと感じているんだ。メンタルもフィジカルもすごく良い状態にある。バルサが目標を達成するために、全てを出していくよ」

イニエスタのご近所さん

アルダ・トゥランは2011年にガラタサライからアトレティコ・マドリーへと移籍。4年間のスペイン生活でカステジャーノ(いわゆるスペイン語)を習得し、日常会話には全く問題のないレベルだそうです。しかしながら、まだ流暢ではないとの理由からメディア応対にはトルコ語を主に使っていて、彼の側にはいつも、友人で通訳のアタさんの姿があるとのこと。SPORT紙は一説として、アルダが公の場でカステジャーノを話さないのはアタさんの仕事をなくさないためだ、とも言っているのですが、案外そういうことかもしれません。ちなみに「グラウンドの中では、全て理解してるよ!」(SPORT紙)とのことです。

その他、同紙に紹介されているアルダ・トゥラン情報としましては次のようなものもあります。住居はバルセロナの隣町リョブレガにあり、アイドルと公言するアンドレス・イニエスタの近所。お気に入りのレストランはホテルWの隣りにある PEZ VELAで、名物のシーフードパエリャが大好き。バルセロナの自宅には、テレビ司会者や俳優など、トルコの有名人たちが多数訪れている。アタさんには大きな信頼を寄せており、プライベートでも一緒にいる、などなどです。

 

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