ポルトガル歌謡ファドを歌いました
大抵のチームはやっていると思うのですが、FCバルセロナにもあります、新加入選手たちに課せられる“新人儀式”。7月末にあの奇人監督マルセロ・ビエルサがリールの選手たちの前で歌声を披露し、話題になったアレを、バルサの新人たちもやらされるわけです。しかも椅子に上って、という難易度高めの設定。ネルソン・セメドはこれを立派にクリアしました。
USAツアーにて
15日付のSPORT紙によると、バルサの新人選手4名(セメド、デウロフェウ、パウリーニョ、デンベレ)の中で、今のところこの儀式を行ったのはセメド一人です。何故セメドだけかというと、単純にUSAツアーに参加した新入りが彼しかいなかったから。こういう儀式は退屈なホテルでの余興に利用されるので、バケーションを切り上げてツアーに行ったラテラルにテストが課せられたのでした。
ネルソン・セメドは選手としてダニ・アルベスを目指していると明言していますが、キャラクターは全く異なり、どちらかといえば内気な印象を受けます(ネイマールとケンカしたけど)。実際、椅子の上に乗って歌い始めた時は恥ずかしそうにしていたらしいのですが、そのうちに度胸に着火したのか、良い感じで歌い上げた模様。最後は拍手喝采を浴びたということで、やる時はやるタイプ、あるいは案外スポットライト好きのようです。ちなみに歌ったのはポルトガルの伝統歌謡ファドでした。
SPORT紙によると、マイアミでのこの新人儀式は、マルロン・サントスとジョキン・エスキエタも挑戦させられています。しかしマルロンはポルトガル語の暗唱を低い声でごもごも、エスキエタも最低限やれることをやった程度で、セメドのような拍手はもらえなかったようです。
あとはパウリーニョ、デウロフェウ、デンベレの3人がこれに挑むかどうかですが・・・ 宴会部長ジェラール・ピケの魔の手から逃れるのは困難だろうというのがSPORTの見解。どこかの前日泊を含む遠征で犠牲になるのでしょうか。
ところで。ファドってどういう歌謡?と調べてみたら、日本人でファド歌手の浅井雅子さんという方を発見。彼女の動画を埋め込んでおきます。
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