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パウリーニョ「僕のキャリアはいつも批判とともにあったけど…」

これほどに上手くいくとか期待してはなかった、とMF

レオ・メッシルイス・スアレスに次ぐチーム3番目となる6得点をあげるなど、獲得時の疑問に結果で答えを出しているパウリーニョ。彼が相手ゴール前に飛び込む姿はもうバルセロニスタのお馴染みとなりましたし、土曜日のサンティアゴ・ベルナベウでも何かやってくれるんじゃないかと期待させるものが、彼にはあります。初クラシコに勝って良いクリスマスを過ごしたい。パウさんは燃えてます。

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最高の結果を手にベルナベウを去りたい

12月20日付のMD(ムンドデポルティボ)紙は、サンタクロースに扮したパウリーニョが表紙を飾っています。取材が行われたのは、バルサのトレーニングセンターからわずか7分ほどの場所にある彼の自宅。海辺に暮らすメッシスアレスとは異なり、練習場やカンプノウに近いという理由から、パウリーニョは山側の閑静な住宅街を選んだそうです。

取材の間は一度も時計を見ることなく、MD記者さんたちをゆったり迎えたというパウリーニョ。初クラシコを迎えるにあたっても、それは同様のようです。

僕はそわそわする気持ちを上手くコントロールできるできるんだ。初クラシコについては、たくさんの人に質問されるよ。そういった物事を静かに、自然に扱うことに僕は慣れてる。世界を麻痺させるこの試合の偉大さを僕は知っているし、これから迎えるたくさんのクラシコの1つめになれば良いよね。このクラシコでプレーできること以上のモチベーションはないよ。リーガ優勝のためには、こういうビッグマッチで勝たないといけない。難しい試合になるだろうけど、最高の結果を手にベルナベウを出られると期待してる

「このクラシコでプレーできる以上のモチベーションはないよ」

先発起用される可能性も高そうなパウリーニョですが、それについては「気にしてない」と彼は言います。その理由は、どこで選手を起用するのかは監督の判断次第で、「大事なのはチームの手助けをすることだから」。では同点のまま90分を迎え、自らが決勝点を決めたならどう祝うか、と訊ねられた背番号15はこう述べました。

「それはまだイメージしてないけど、パフォーマンスは同じだろうね。試合に関わらず、僕が祝うのはプリンセスのためだから。でもバルサの偉大なライバルに、土壇場で決めるとなると特別なゴールになるだろうね。何故だか知らないけど、僕のゴールは最後の数分で起こるんだ。いつもと同じだろうけど、なにか足すかな・・・」

ユニフォームを脱いで、観客席に高く掲げるとか、カッコいいですよ。

想像を超えるバルサのトレーニング

その他、インタビューでの興味深いコメントを幾つかピックアップしますと、次のような感じです。

■批判を浴びながらの入団:「ここへ来る前から、批判があるのは知っていたよ。僕のキャリアはいつもそういう感じなんだ。でも僕はいまの状況に満足してるこれほど短期間に適応できるとは思ってなかったけれどね。チームメイトたちにはすごく助けられたよ」

「僕のキャリアは、いつも批判がついてきたよ。でも僕はいまの状況に満足してる」

■想像していたバルサと、現実のバルサ:すごく違ってたよ。家族に対しては、バルサは世界最高のチームの1つってだけじゃなく、想像していた以上だと言ってる」

■一番驚いたこと:トレーニングだね。ファンが見るのは試合だけだけれど、(バルサの)トレーニングで起こることは、テクニックの点から、説明する言葉がないんだ。練習の質についてたくさんの友人に訊ねられるけど、僕はキミらが想像できることよりスゴいって言ってるよ。行われてることは、簡単に見える。でもそうじゃない」

よく話をするのは、メッシ、スアレス、ブスケツ

■長年バルサにいるような馴染みよう:「4ヶ月前に初めてここへ来た日から、多くの人に助けられたよ。チームメイトは全員僕を助けてくれてるんだけど、特に話をするのはレオ(メッシ)、スアレス、ブスケツだね。バルサのプレーの仕方とか、よく話をしてる。もう数年いるみたいだと言われるのは、僕が良い仕事をしてるってしるしだから、良いことだね」

■レオと抜群の連携:「それについては話してないけど、彼がどうプレーをするのか、いつも観察してる。もし彼がピッチのあるサイドへ行くなら、僕は別の方へ行くんだ。僕らはよく理解し合えてるよ」

■バルベルデの印象:すばらしい人間、って印象だね。僕がチームのプレー方法をいち早く理解するために、彼はいつも僕と会話するよう努めていたよ。試合の後、もし僕に修正すべき点があれば、いつも話してくれるしね。だから僕は彼に愛着を抱いていくだろうね。彼はチームをより高い場所へ連れて行く能力があると示してる」

■マスチェラーノに助言を求められた?:「彼がどういう状況なのか、僕は知らないんだ。彼や、他の選手から中国リーグについて質問を受けてる。僕からは、あちらでの生活はとても良かったから中国リーグをリスペクトしてるって言ってるよ。マスチェラーノとは、僕がここへ来た時、家族の適応やトレーニング、食事のことを話したね。中国のフットボルはすごく進化したって彼には言った。もし彼が中国へ行くなら、気に入ると僕は信じてるよ」

「マスチェラーノや他の選手に、中国リーグはどうかと質問されるよ」

印象的なのは、パウリーニョもやはりバルサのトレーニングに驚いている点。新規加入選手は口を揃えて、バルサの練習がえぐいと言います。メッシイニエスタブスケツたちはいったい普段どんなことをやってのけてるんでしょうか。そしてバルベルデの細やかな心配りと、チームメイトたちが中国について訊ねていることなども興味深い。多くは好奇心によるものでしょうが、いずれ中国へいく元バルサ選手が出るかも・・・?

 

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