スポンサーリンク

バルベルデ「第一試合で良い結果を出すのが基本」:バレンシア戦前日会見

アウェーゴールを与えないことがカギとなる、地元でのイダ

FCバルセロナが40度目のコパ決勝進出を目指し、その最後の関門であるバレンシアとの準決勝を戦います。今日のカンプノウ対決で狙うのは、メスタージャでの第二戦を可能なかぎり有利な条件で迎えられるスコア。相手側も同じことを考えてくるので、そう容易く話が進むことはないでしょう。

40回目のコパ決勝を目指す

ここ数年のコパ・デル・レイ(国王杯)は、FCバルセロナが絶対的王者として君臨しています。
2012年にビセンテ・カルデロンでペップ・グアルディオラを胴上げして以降、マドリー対決となった2013年以外はすべて決勝へと駒を進めていて、2014/15、2015/16、2016/17とコパ3連覇。
今季は1930年代のアスレティックに並ぶ4連覇へ向け挑戦中です。

2013/14シーズン(優勝は白いチーム)からずっとコパ決勝へと勝ち進んでいるということは、準決勝までのホーム&アウェー対決においては、バルサは長らく負けを経験していないわけです。
2013年のカルタヘナとの1/16から、先週突破したエスパニョールとの準々決勝まで、19回連続でトーナメント勝負に勝ってきたバルセロナ
今夜始まるバレンシアとの対決にも勝ち、クラブ通算40回目となるコパ決勝へと行こうではないですか。

準決勝は勝負を賭ける時

そのために重要なのは、カンプノウでのイダ(第1戦)をできるだけ有利なスコアで終えること。
つまり得点を多く取り、バレンシアにはアウェイゴールを与えないこと。
一時期の勢いはないとはいえバレンシア相手に楽に勝てるわけはないですから、全力勝負でアドバンテージ獲得を狙っていく必要のあるバルセロナです。

前日会見でのエルネスト・バルベルデは、今夜のカンプノウ対決に戦力の出し惜しみはしないことを明言しています。

準決勝では、勝負(賭け)をしないといけない、それは明らかだからね。それはリーガでの貯金があるからではなく、私たちがすべてにトライすべきだという理由からだ。バレンシアもまた賭けに出てくるだろう。決勝へと行けるチャンスはそうはなく、この機会を活かすよう試みなければならない」

第一試合で良い結果を出すことが基本になる。バレンシアはフエラ(敵地)で点を取るのに慣れているので、失点をゼロにするのもまた重要なポイントだね。勝機は両チームにある。観客にとってはステキなカードだけれど、私たちにとっては難しい対決となるだろう。彼らはカウンターが上手く、アグレッシブなチームだ」

バレンシアのカウンターに関してチングリの評価は高く、彼曰く「リーガで一番」。

「バレンシアはビトリア(のアラベス戦)で延長戦を戦い、欠場者も出ているけれど、十分競えるチームを持っている。リーガではマドリーが1-4で勝ったとはいえ、バレンシアも引き分けそうだったからね。試合展開と結果はまた別だという例だよ」

と警戒するバルサ監督です。

ベストメンバーの先発を予想

このバレンシア戦でエルネスト・バルベルデは、豪華フルメンバーの先発イレブンを送り出すと予想されています。

コパなのでポルテーロはシレセンで、最終ラインはセルジ・ロベルトピケウンティティジョルディ・アルバ。中盤はブスケツラキティッチイニエスタ、そしておそらくコウチーニョ。前線はメッシスアレスの11人です。

リーガで2試合連続先発だったセメドは今回、監督判断で招集外となっていて、負傷欠場はデンベレベルマーレンアンドレ・ゴメスも腹痛から回復せずに病欠となりました。

控えメンバー候補で面白そうなのは、パウリーニョと古巣対決になるアルカセルあたりですかね。

バレンシアのチーム事情は、セントラルのムリージョガライ、ピボーテのコンドグビア、デランテロのゲデスが欠場します。
一方、将来のスター候補でバルサやマドリーが狙っているというフェラン・トーレス(17)がU-19代表から解放されて招集リスト入り。これはちょっと楽しみです。

 

このニュースのまとめ

  • ・バルサは4シーズン前から毎年、国王杯の決勝へ進んでいる
  • ・準決勝は賭けに出る必要がある、とバルベルデ
  • ・こちらは得点をして、相手には与えないことが重要

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました