今週に入って、一気に6人が新契約書にサイン
バルサBのプレシーズンが数日後に始まるというのに、フベニールから昇格する若者たちとの契約がことごとく間に合っていなかった件が解決されました。
バルサは今週に入ってから、6月末で期限切れとなっていた6選手との契約を相次いで延長。
モンチュ、ハンドロ・オレジャナ、ギリェム・ハイメ、ミンゲサ、ファン・ミランダと続き、昨日アレックス・コジャドとの契約更新を終えています。
有望株たちとのサイン儀式が終わり、これでようやく一安心。あとは彼らが一人でも多くトップチームの扉を叩くことができるよう、ガルシア・ピミエンタ監督のもとで成長していくことを祈ります。
欧州を制したメンバー
この6月から7月にかけ、FCバルセロナとの契約を更新したキラキラ星たちは以下になります。
名前(ポジション)/契約終了年(延長オプション)/契約解除金/備考
- ●チュミ:セントラル(CB)。2020年まで(+3年)。1億ユーロ。
- ●カルラス・ペレス:エストレーモ(WG)。2020年まで(+2年)。1億ユーロ。昨季からバルサBでもプレー。
- ●リキ・プッチ:セントロカンピスタ(MF)。2021年まで(+2年)。1億ユーロ。バルサBデビュー済み。人気者。線が細い。
- ●アベル・ルイス:デランテロ(FW)。2021年まで(+2年)。1億ユーロ。昨季からバルサBでもプレー。オールラウンドなアタッカー。
- ●オリオル・ブスケツ:ピボーテ(DMF)。2021年まで(+2年)。2億ユーロ。昨季からバルサBでもプレー。今季はトップ昇格も期待される。長期負傷から回復。セルヒオの後継者として期待。
- ●モンチュ:ピボーテ(DMF)。2021年まで(+2年)。1億ユーロ。バルサBデビュー済み。
- ●オスカル・ミンゲサ:セントラル(CB)。2021年まで(+2年)。1億ユーロ。カピタンの1人。
- ●ハンドロ・オレジャナ:セントロカンピスタ(MF)。2021年まで(+2年)。1億ユーロ。
- ●ギリェム・ハイメ:右エストレーモ(RWG)右ラテラル(RSB)。2020年まで(+2年)。1億ユーロ。
- ●ファン・ミランダ:左ラテラル(LSB)。2021年まで(+2年)。2億ユーロ。バルサBデビュー済み。
- ●アレックス・コジャド:インテリオール(SH)。2021年まで(+2年)。5,000万ユーロ(トップ昇格で1億ユーロに)。バルサBデビュー済み。テクニシャン。
たくさん更新しました。
ポルテーロ(GK)のイニャキ・ペーニャとも4月に更新しているので、ほぼチーム丸ごと。
全員18~19歳で(オレジャナのみ17歳)、5月にUEFAユースリーグ優勝を達成したチームのメンバーたちです。
もしピミエンタがバルサB監督に昇格していなければ、移籍を選んだ選手も複数いたでしょう。
特徴はお分かりのように、契約解除金が1億ユーロ以上に設定されていること。
トップ昇格が期待されるオリオル・ブスケツとファン・ミランダは2億ユーロです。
個人的に期待しているコジャドは唯一5,000万ユーロですが、トップ昇格で1億ユーロへと増額。
契約満了年が2021年の選手たちが特に有望視されています。
下の世代は移籍を選び・・・
一方、バルサは今年セルヒオ・ゴメス(ドルトムント)、ロベルト・ナバーロ(モナコ)、パブロ・モレノ(ユベントス)、アドリア・ベルナベ(マンチェスター・シティ)、ジョエル・ロペス(アーセナル)らを失ってもいて、逸材の流出が続く状況は変わっていません。
特徴としましては、フベニールAでプレーしていたセルジ・ゴメス以外のロベルト・ナバーロ、パブロ・モレノ、ジョエル・ロペスが16歳、ベルナベが17歳と、契約更新した選手たちの下の世代であること。
16歳になり、カデテからフベニールに上がる年代はプロ契約可能なビッグクラブに引き抜かれがちです・・・
このニュースのまとめ
- ・フベニールからバルサBに昇格する選手たちの契約更新が完了
- ・6月末で契約が切れていた
- ・UEFAユースリーグの優勝メンバー
- ・カデテの選手たちに移籍が目立つ
コメント