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ラキティッチ「できるなら契約更新し、ここに何年もいたい」

フレンキー・デ・ヨング加入で再び騒がれそうな黒子クラック

バルベルデのバルサにおいて、不可欠な選手の一人がイバン・ラキティッチです。世界最高選手レオ・メッシが存分に攻撃に専念できるのは、陰で支えるイバンがいてこそ。彼ほどに黒子に徹せられる世界的選手は、そう簡単に見付けられません。

そんな彼の去就が、今年もまた注目されている。フレンキー・デ・ヨングが7月に加入することで(さらにラビオも?)、資金調達と人員整理を兼ねてクラブがイバンを売るのではないかといわれているのです。オファーには事欠きません。

「30歳、キャリアで一番の瞬間にいる」

イバン・ラキティッチに対しては昨夏、PSGからの引き抜き提案がありました。バルサには移籍金9,000万ユーロを、選手には年俸の倍増を約束したというこのメガオファー。

エルネスト・バルベルデにとっての基幹選手であるラキティッチにはクラブを動く必要性はなく、結局騒動は数日で収束しましたが、この件はあらためてラキティッチの市場評価の高さを示し、次の夏はあるいは・・・との空気を生んだのは確かです。

僕はキャリアで一番良い瞬間にいる。もし可能なら契約更新をして、もっと長くここにいたいよ

そのクロアチア代表セントロカンピスタは昨日、バルセロナ市内のカタルーニャ美術館でMD紙が主催したグラン・ガラ(各賞授与式典)に出席、サムエル・ウンティティと共に表彰を受けています。
ここでさっそくフレンキー加入がラキティッチの将来に影響するか、と質問をされた彼。答えは、次のような残留希望の再表明でした。

「それはミスター(監督)やプレジ(会長)への良い質問だね。僕のことを知っている人なら、僕がプレーをするためだけにここにいるんじゃないって知っている。僕は落ち着き、そして大きな意欲をもって立ち向かっているんだ。僕は30歳で、キャリアで一番良い瞬間にいる。フットボールを、バルサを楽しみたい。僕はここにいたいし、もし可能であるなら契約更新をして、もっと長くここにいたいよ」

クラブに契約更新の意図はない

昨年8月にパリクラブからのオファーを断り、バルサに残ることを決断した後、ラキティッチは契約更新について「会長からの電話が近々あると信じている」と語っています。その言い方から、会長からなんらかの口約束でもあったんじゃないか、とも感じられました。

ラキティッチ:「心の声を聞きバルサ残留を決めたよ」
外部育ちの選手なのに、まるでカンテラーノのようなクラブへの忠誠心。イバン・ラキティッチのこのバルサ愛はいったいどこからやって来るのだろう、と不思議に思うこともありますが、大事なのは彼がFCバルセロナというクラブをこよなく好いてくれていること...

しかし2017年3月に更新したばかりの契約(~2021年6月末)をクラブはすぐに再見直しするつもりはなく、年俸アップもないとの旨を本人にも伝えているというのがSPORT紙です。

金庫を圧迫する選手年俸をこれ以上増やしたくないのがクラブの考えとして、ではいきなりフレンキー・デ・ヨングが年俸階段で自分の上に行ってしまうとすれば、ラキティッチはどう感じるのか。デ・ヨングを口説く際、バルトメウが「主力が夏に2人移籍するだろう」と言って安心させた、なんて話(邪推)もあり、この件は夏にまた再燃するでしょう。

理事会内部に、ラキティッチはこの夏が売り時だと考えているグループがいるのは間違いないです。
これに(続投するとすれば)エルネスト・バルベルデがどう反対していくか。
わたくしも以前は仕方ないのか・・・なんて思ってましたが、フレンキー獲得が決まったことで逆にイバンには残ってほしいとの気持ちが強くなってます。

いずれにせよイバンとの契約は2021年6月までなので、延長されない場合は期間満了となる1年前、つまりは来年2020年夏にはいよいよ売却となる可能性が高いです。

このニュースのまとめ

  • ・フレンキー加入で、また去就が注目されるラキティッチ
  • ・ビッグクラブの評価は高く、オファーには事欠かない
  • ・ラキティッチ本人は「可能なら契約延長して、もっと長くいたい」とコメント

 

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