デ・ヨングと噛み合うラキティッチ、そして冬の放出は消える

ここ3試合連続で先発し、上々のパフォーマンスを示したラキティッチ
バルサも考えを変更し、冬の移籍はなくなった様子

イバン・ラキティッチの移籍報道が過去のものとなりつつあります。シーズン開幕から冷遇が続いていたクロアチア人選手ですが、ここ3試合は先発起用が続き、パフォーマンスも上々。チームのフットボールも改善され、風向きは変わりました。少なくとも今季はラキティッチが必要だと示され、クラブも放出の考えを変えたようです。

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最適解のひとつ、ラキティッチ×デ・ヨング

ドルトムント戦とそれに続くアトレティコ戦、マジョルカ戦でバルサのパフォーマンスは改善しました。
バルサスタイルへの原点回帰か、というと微妙なところもありますが、マジョルカ戦はワンタッチでパスが回り、見ていて楽しかったのでとりあえずは良しとしよう。終盤にボール保持を止めなかったのも良いです。
この戦い方が現状のベストでしょう。結局バルベルデはバルベルデ流が一番、ってそりゃそうですね。。

バルベルデチームのイメージ改善は、イバン・ラキティッチの先発復帰と重なっています。
監督はおそらくクラブ上層部との陰での駆け引きを経て、ラキティッチを再び起用するようになった。クロアチア人セントロカンピスタを使うことが、自分のフットボールに最適であると示した。
肝心なのはラキティッチが好パフォーマンスで期待に応え、抜群の数字を残している点です。

12月9日のMDよりますと・・・
ラキティッチとフレンキー・デ・ヨングが先発出場をしたこの3試合の、二人のパス成功率94%
(ラキティッチのパス成功 179/パス失敗 13)
(デ・ヨングのパス成功 179/パス失敗 10)
そしてその3試合でラキティッチは合計20回、デ・ヨングは23回もボールを取り戻しているそうです。このボール奪取数はなかなかのものです。
数字を見れば、ラキティッチ×デ・ヨング×セルヒオ・ブスケツの中盤は最適解のひとつと言えます。

気の利いたポジショニングができ、戦況の判断力に優れ、メッシセルジ・ロベルトとの関係性も抜群のラキティッチ。バルベルデがこの路線を続けていくのか、今しばらくアノエタのラ・レアル戦とカンプノウクラシコに注目です。

クラブは意見を変えたという

そういったピッチ上での好パフォーマンスにより、この冬マーケットでのラキティッチ放出の可能性は薄くなってきました。仮に今月18日のエル・クラシコでも活躍するとなれば、もう残留で動かないでしょう。

MD12月10日版の大見出しは「ラキティッチは納得させる」。
ここ数試合を見たクラブがラキティッチに関する意見を変え、今は残留を望んでいるというのですから、調子が良いものです。

これまでバルベルデがラキティッチを冷遇していたのは、クラブ上層部の意向でしょう。
監督続投を支持する代わりに、ラキさんを外してデ・ヨングアルトゥールを使え、とかそういうやつです。しかし期待していたアルトゥールは次第にフォームを落とし、チームのフットボールもひどいことになった。
バルベルデの策謀だとするとすごいですが、なんであれ出番を得たイバンは文句を言わせない結果を残すことで出場への正当性を勝ち取りました。

で、MDによると、バルサはラキティッチ売却方針を取り消したと。クラブに取り上げられていたボールを、ラキティッチは取り戻した模様です。

夏の移籍は依然としてある
ただしラキティッチはバルサとの契約が2021年6月で終了しますし、契約延長もないでしょう。
よって来夏の退団が濃厚であるのは変わりないです(バルベルデも恐らくは去る)。
しかし冬の裏門ではなく、夏の表門から送り出せるようになってきたのはせめてもの救いでしょうか。

それまでにフレンキー・デ・ヨングには、ラキティッチから多くを学び取ってほしい。今季はそういうものであるべきでしたし。

バルベルデはまた、ラキティッチについて次のように語っている。
「シーズンを通じて、特定のポジションで変更があったのは確かだし、イバンはその一人だった。出場時間の多くなかった選手たちが、イバンのようにハイレベルなプレーをすることを期待してるよ。選手たちの競争レベルは高い」

 

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