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アビダル強化部長の役割が強化された模様

強化技術部にとって不満の多い結果となった冬マーケット
アビダルが役割を明確にするようクラブに求め、会長のバックアップを受けたという

ルイス・スアレスの代役を冬マーケットで確保する、というFCバルセロナの目論見は失敗に終わりました。そもそも高レベルな選手を安価に加入させようなんてのが無理な話でしたが、今回の9番探しにおいては(も)クラブ内部でいろいろあったらしく、強化技術部長エリック・アビダルは仕事をやりにくかったそうです。

そこでアビさんはジュゼップ・マリア・バルトメウ会長に現状の問題点を訴え、会長の後ろ支えを得ることで役割を強化させた模様。次のマーケットでの改善に期待・・・です。

補強方針の決定に問題

元ネタは先週末から昨日(2月3日)にかけてのMD紙です。それによると、今回のデランテロ・セントロ探しにおける問題点は「補強対象を定義するための明快な基準の欠如」と「外部の影響」だそうです。

バルサあるあるですよね。補強するべき選手のタイプを明確にすることができない。いろんな人々が自分の思惑で動いたり意見をしたりして、混乱や緊張が生じる。
スアレスの代役候補には日々、様々な名前が挙がっていましたし、外野からでは伺い知れないような混乱が強化技術部のオフィスではあったのでしょう。毒づくアビダルの姿は想像できます。
エルネスト・バルベルデ解任からキケ・セティエンとの契約にかけても、あれこれあったでしょうし。

現在、強化部門はセクレタリオ・テクニコのエリック・アビダルが責任者となって動いています。彼は厳密にはスポーツディレクター(SD)とは違う。SDのほうが権限が大きく、執行部への距離が近いです。
以前はこのディレクター職を、スポーツマネージャーのペップ・セグラが担当していたのですが、バルサ哲学に反する強化方針で批判を受けた彼は昨年(2019年)7月に解任され、カルラス・プジョルに就任を断られたりと空席になってます。

メストレ副会長、突然の辞任:理由は理事会内での意見相違
FCバルセロナの第2副会長であり、スポーツ部門の最高責任者であるジョルディ・メストレ(57)が昨日、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長へと副会長辞任を伝えました。ネイマール獲得反対派であるから、と報じられていたりもしますが、本当の理由は別にある様子。

そんなこんなで、強化部門には強力な指揮官が不在。方針を決めるにも、決定を下すにも口出しが多く、アビダルたちは不便を感じていたようです。

アビダル×バルトメウ会議

そして強化技術部門として不満を残し冬マーケットが終了したことで、エリック・アビダルは自分の役割を明確にするようジュゼップ・マリア・バルトメウ会長に面談を申し出、先日のレバンテ戦前にその会議が行われました(2月3日MD)。
出席したのはバルトメウオスカル・グラウCEO、アビさん、そして強化副部長ラモン・プラネス
この話し合いの結果、バルト会長の後ろ支えによってアビダルの立場は強化された模様です。

少しずつ会長選挙(2021年)へと近づいている今、バルトメウの後ろ盾がどの程度の効力を持つのかは分かりませんが・・・とにかく願うのは役割が明快になったというアビダルの指揮の下、非常に重要な夏のマーケットで適切な補強が為されることです。またネイマールの長編メロドラマとかは、やめてほしい。

このニュースのまとめ

  • ・結局スアレスの代役を獲得できなかったバルサの冬市場
  • ・補強への明快な基準がなく、外部の影響があったことにアビダルは不満
  • ・アビさんはバルトメウに面談を求め、彼の役割は強化されたらしい

 

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