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希望の名はアンス・ファティ

昨年11月の負傷から10ヶ月、次第にアンス復帰の時は近づく
彼の意思はバルサで成功することにあり、メンデス代理人も実現に力を貸す

バイエルンに示された現実を前に(ヨーロッパで大敗するのはもう何度目だろうか)、今はこれで仕方ないと諦めにも似た気持ちになりそうなバルセロニスタにとって、数少ない希望の光となっているのがアンス・ファティです。バイエルン戦がさっぱりだったので“いなかった選手”に期待してしまう心理+長く見ていないアイドルを早く見たい心理。傷心のクレはフレッシュな空気が欲しいのです。

新鮮な空気をください

全クレが落胆したあのバイエルン戦から2日と少々。これがシーズン最後であれば来季に期待、ではまたごきげんよう、で済ますことも出来るのですが、シーズンが開幕してまだ4戦目となると、その先の長さに怯んでしまいそうにもなります。今季はこの先何度こんな朝を迎えることになるのだろうかと。

いやいや。チャンピオンズ初戦に完敗したからといって、バルサはまだ何も失ってはいません。9月なのだから、挽回のための時間もたっぷりある。
戦列を離れている選手たちが戻り、監督の適切な起用法によってチームの最大限を引き出せれば、成功まではいかずとも納得のいく結末を迎えることは十分に可能なのです。そうだ、そのとおりと心の合いの手。

1番の不安要素がロナルド・クーマンが選手配置の最適解を無事見つけ出せるか否か、ってのは笑えませんが、、なんであれまずは重要な選手が戻ってくることで選択肢は広がる。
バイエルン戦の完敗劇でイメージを汚されていない新背番号「10」アンス・ファティが復帰し、新背番号「7」ウスマン・デンベレもまた戻ってくれば、バルサらしい両翼を使ったフットボールが可能となります。中央のメンフィスも活きてくるでしょう。

10ヶ月もピッチから離れていたアンスに多大な期待を背負わせるのは危険ですし申し訳ないので、当面は新鮮な空気を送り込んでくれればOKです。気が逸るとは思うけれど、ぼちぼち行きましょう。

アンスが最後に試合に出たのは、2020年11月7日のベティス戦。

アンスはすでに医療部からのOKを得ており、来週にも復帰すると見られている。木曜のカディス戦、もしくは日曜日のレバンテ戦か。

バルサでの成功だけを望む

ということで9月17日のバルセロナスポーツ紙の主役はアンス・ファティ(とウスマン・デンベレ)になっています。フットボール的なことはまだあまり書けないので、彼のクラブ愛が中心です。

ラジオ局カデナSERが報じたところによりますと、アンスは今週水曜日(8日)夜、バルセロナ市内の某有名レストラン Via Veneto にて父と兄、そして彼の代理人ジョルジュ・メンデスとその妻が集っての食事会をしています。さらにスペシャルゲストのマテウ・アレマニー(フットボールディレクター)が遅れて合流。メンデスとアレマニーは仲良しらしいです。
ところでこういうレストランでの会話の内容は、いつもどこから漏れるんでしょうかね。

Via Veneto といえば、5月半ばにラポルタとクーマンによる昼食会という名の個人面談が行われたレストラン。

アンスとバルセロナは数週間前から契約延長に向けた話し合いを進めています。食事会はメンデスからの最終の意思確認の場だったのか、アンスからは自分はバルサ一筋であることが代理人氏に伝えられた模様です。

メッシから背番号「10」を引き継いだカンテラーノが、他クラブのオファーに耳を貸すわけないですから、当然。どういう経緯で10番を引き受けたのかはまだ多分明かされていませんが、相当な野心と覚悟の上での決断でしょう。この10ヶ月間にファンからもらった愛情にプレーでお返しをする、と燃えていることと察します。

時間の問題となっている、契約更新の発表が早くなされればいいですよね。
アンスの契約更新が話題になると、前回の更新時に撮影されたバルトメウとの記念写真が登場してくるのが目に毒でして。早くラポルタに置き換わってほしいです。

食事会は、アレマニーが夜11時に到着してしばらく後(スペイン的遅い夕食)、ファティ家は先に帰宅し、メンデスと彼の妻氏、そしてフットボールディレクターの三人での時間となったようです。
アンスの件はもう特段に話すこともないでしょうから、プライベートの話で盛り上がったのか、それとも別の顧客についての話がなされたのか。金欠バルサには先立つものがないんですけれどね(涙)

このスーパーエージェント氏、顧客選手のベストを考えているところに好感が持てます。彼としては並外れた資質を持ったアンス・ファティがバルサで輝き、トップスターへの階段を登っていくことによって得るものも大きいでしょう。
何よりも選手のカンプノウで成功するんだとの意志が堅い。ぺドリ、ガビ、ニコ、フレンキー、アラウホらとアンスが次の黄金世代を築く日が楽しみです。

アンスがリハビリ中、メンターとなって特に世話をしていたのがセルヒオ・ブスケツだとMD。背番号10の件でアンスから相談があった時も、責任を恐れずに野心を燃やせとカピタンたちと共に励ましたという。

コメント

  1. トム より:

    ファティ、いよいよですか!
    間違いなしの明るい話題ですね。
    まあ大きなケガの後なので、焦らずに復帰して欲しいと思います。

    しかしファティの半月板手術は、結局は半月板は除去しないで済んだのですかね。
    軽く調べてみましたが、手術したというニュースしか見れませんでした。
    試合での動きや今後の負傷しやすさにも大きく関わるだけに、切除無しで復帰できていれば良いのですが。

  2. サイ より:

    アンスファティの復帰は全クレの希望です。でも、バルサって毎年夏冬関係なくいつもクレが首を傾げるようはなんかズレてる選手を獲得しますよね。それはバルトメウでもラポルタでも変わらない気がします。真逆にレアルはファンの心を掴む選手を獲得しますよね。ペレス会長がやり手なんですかね。バルサもそうなって欲しいです。

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