不動の先発レギュラーだったが、最近はカンテラーノのインテリオールたちに押されているセントロカンピスタ。チャビの指導を受けての変化に期待
FIFAウィークの各日程が徐々に終了し、チャビ・エルナンデス新監督の元へ代表選手たちが戻ってきています。昨日はムンディアル出場権を確保したラ・ロハの面々、そしてバルサ復帰となるダニ・アルベスがトレーニングに合流。代表戦ではまたもガビが活躍したし、土曜日にはチャビ監督のデビュー戦も控えているし(しかもエスパニョールとのデルビ)、少しずつ空気が暖まってきているバルセロニズモです。
そんな中、少し前から心配な様子なのがフレンキー・デヨング。秋口あたりから?元気がないですよね。
チャビチームでの役割は
フレンキー・デヨング(24)は現スカッドにおける数少ない脂が乗る年齢の選手です。
バルサ入団3シーズン目となる今季は、大エース・メッシが去ったチームをメンフィスとともに牽引する存在になることを期待されていました。
しかしチームが下降線をたどるのと歩調を合わせるように元気をなくし、最近は存在感がない。ラ・マシアから上がってきた活きの良いカンテラーノたち(ニコやガビ)が個性を見せてアピールをしているので、このままだと序列を下げることにもなりそうです(もうなっているかもしれない)。
チャビ・エルナンデス監督は言わずと知れたクルイフ主義者ですから、彼のチームはインテリオールが重要な役割を担うこととなります。システムは4-3-3。クーマンチームであればセルヒオとフレンキー、それにぺドリで決まりでしたが、今は頭角を表したガビの勢いが止まることを知らない。先発を勝ち取るためにはフレンキーも一歩前へと進み出なければなりません。競争があるのは良いことです。
ガビはプリメーラデビュー以降、バルサでもラ・ロハでも全試合出場を続けている。バルサで13試合、代表で4試合。17歳の身体への負担が心配ではある。
売るのもアリ論
そんなフレンキーを巡って、最近ちらほらと見かけるようになってきたのが、彼を売るのもアリじゃないのか論です。
バルサはフレンキー・デヨングに大いに期待をしていて、10代選手たちがいっぱいのチームを引っ張る存在になることを望んでいるのですが、、もし放出するとなれば苦しい金庫事情を潤し助けてくれるだろうとも考えている(模様)。
彼は少し前までは移籍不可のシールが貼られていた選手でしたが、メッシを手放してしまったクラブですから将来のために必要だと考えればドライに換金しそうですよね。
中盤がカンテラーノたち(+異質なフィジカル系)で成り立ちそうだ、チャビチームにおけるフレンキーの重要性は低い、となれば、次の“戦略的補強”を狙うクラブが彼をその資金源とすることも視野に入れると思います。オファーは事欠かないでしょうし。
まあこんな話もフレンキーがチャビのもとで輝けば自然消滅しますから、そっちの未来を期待したいです。PSGの誘いを蹴っての入団にバルセロニスタが歓喜した選手ゆえ、ぜひカンプノウで不可欠な存在となってほしい。チャビの指導を受けてどう育つのか、楽しみな選手の一人です。ファイト、フレンキー。
(立場が微妙という点では、セルジ・ロベルトも同様か。ダニーが存在感を発揮し、来季も残るとなれば・・・? 停滞していた契約更新交渉は、チャビのOKが出て再開される見込み)
コメント
フレンキーは得点能力を開花して偽9番になるか、ユーティリティ性を活かして偽ラテラル?あるいは偽セントラル?みたいになれれば
ロベルトも偽ラテラル?みたいなのはできそう
ラマシア好きとしてはインテリオールではガビニコの方が優先度は高いですかね
記事にもある通り、フレンキー・デヨングはバルサを選んでくれた選手でもあり、輝きを放っている選手の一人です。私は名前に書きましたが、彼のプレーに心酔してしまっているので偏った考えではあるのですが、一つ落とします。10月頃のリーグ戦だったか、プレーの輝きを失っている感じがしていました。その試合後、ハムストリングの怪我のニュースを聞いて、納得していました。彼のプレーの質の低下は怪我のせいなんだろうと。当初の報道では、代表ウィーク明けまではリハビリに努めるのだろうとのことだったので10月末頃のCLに出場したときは、クーマンは何を考えているのかと勝手ながらに憤りを持っていました。ペドリも安静に安静を重ねて、長期離脱をさせているというのにフレンキーは良いのかと。案の定その試合でのフレンキーはミスが目立ちましたし、怪我の完治はしていないんじゃないのかと不安になりました。普通なら完治してない選手も出場させるのはありえないことだと思います。しかし、チームの現状を見るとそういうふうに思ってしまうのです。
(長々と書いておいてなんですが、落し所が見えなくなってしまったので次の文章で締めます。)
彼はバルサの再建の大きなピースです。みなさんフレンキーへの応援を続けましょう。まるでみなさんが応援してないかのような物言いですが、リマインドするという意味を込めて。どうか放出はしないでほしいなーという思いを少しでも共有したいなと言う気持ちをもって送らせていただきました。
長文失礼いたしました。
フレンキーは万能だけに、あまりにもクーマンに便利に使われすぎましたね。
チームが不調になって戦術も見えなくなってから、フレンキー自身も何すれば良いか分からなくなってたかもしれません。
まあチャビが明確なアイデアを持って使えば、輝きを取り戻せると思います。
フレンキーは、今のバルサの中盤では他にいないタイプです。
ガビとペドリのゲームメーカータイプに、ニコの万能タイプ、5番のブスケと揃ってますが、味方ゴール前から敵ゴール前まで広く動き回って、ゴールからアシストから守備まで何でもこなせるボックストゥボックスタイプは、チャビの元でも貴重になるでしょう。
ガビとペドリはやはりまだ若すぎるので、今はまだフレンキー優位になりそうです。
しかし前にも書きましたが、今のバルサの中盤には中核となるベテランゲームメーカーがいません。
そこでリバプールで苦しんでいて、ラポルタ解任と共にチームを離れたチアゴを、ラポルタ復帰で因縁が無くなった今レンタルで取るのではという噂があり、これが結構狙い目ではないかと思ってます。
これが実現すれば、フレンキーはちょっと順位が落ちそうではあります。
しかし今やCL優勝を狙うようなクラブは、ある程度のローテーションができる陣容を揃えて当然です。
バルサは勝たなければならないと明言するチャビですから、フレンキーを余剰と考えはしないと思います。
ただ、他所からビッグオファーが来れば話は別です。
フレンキーの市場価値や年齢から考えても、オファーがあれば1億ユーロ以上になる可能性は高く、そうなれば今のバルサならどうなるか分かりません。
崩しの快速ウィングが足りない問題が一挙に解決する事にもなります。
積極的に売りに出す事はしなくても、そういうビッグオファーがあれば耳を傾ける事はある。
今はそんな状況だと思います。
フレンキー、キープ力はチームNo.1だと思います。反転技術は世界一じゃないでしょうか。絶対出してはいけない選手です。シンプルに、トムさん書かれている通り何をするべきか分からなくなっているように見えます。
個人的には、得点力はあまりあるように見えないので、ブスケツの後継者でピボーテがいいです。
やはりブスケツに慣れきってるクレとしては、あの位置は安定したキープ力がないと今時の鬼プレスをどこもやってくるので、フレンキーなら安心して任せられます。
ガビとペドリはチャビとイニエスタになれるか、というと今のところスタイルがかぶってるように見えます。
個人的にはガビとニコのインテリオール、ピボーテにフレンキーがいいですね。
いつまでも重鎮ブスケを使ってないでデヨングにシフトチェンジすればいいだけの話なんですけどね。スターリングやダニオルモやチアゴなんかどうでもいい補強するぐらいならもっとデヨングに注視すればいいんですよ。
クーマン指揮下で何でもやらされてて(何でもやらなきゃとしてた)だけで、チャビの元自分の役割がクリアになれば再び輝くと予想してます。降りてきてしまう悪癖もチームを何とかしたいという気持ちと、クーマンの無策、ポジショナルな約束事がなかったからなんじゃないかと想像してます。もちろんニコガビペドリとの競争は必要なこと。個人的希望はセントラルで見たいです!
そんな報道がでてるんすね〜。正直金になりそうなのが(記事になりそうなのが)彼しかおらんというところもあるのかな。
チームがダメな中では常に良かったと思う。もう少し周りがオートになるか、彼のチームになるかすればぜんぜん違う活躍になるハズ。逆に今の感じでもこれだけやれるのは大したもんと思ってました。がんばれ、フレンキー!
バルサの残りの商品はテア、フレンキー、デンベレでしょうか。
前2者を売るような事態は考えたくないですが、メッシのときのように覚悟が必要ですかね。
バルサが必要な選手を売る側になるのは泣けます。
わたしの現、最適解は、
ピボーテにニコ(がっしりと構えて動きすぎず、ブスケツのようにテンポよくさばく)
セントラルにフレンキーとペドリ(両者のフットボールセンスとテクニックでゲームを作りかき回す)
控えにガビで途中出場増やして成長させる。
このバランスがいいのではないかと思います。
プラスバックアッパーにブスケツがいてくれれば心強すぎでしょう。
若手も思い切ってプレーできるのではないかな。
おそらくフレンキーとペドリには好きにしていいと指示するだけでゲームは出来上がると思う。
いずれにしてもシャビが指導すれば、中盤はみんな最高のプレーヤーになるんじゃないかな。
期待してます!