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ラポルタ、会長選挙当選からの1年を振り返る「濃密だった」「チャビはチームのメンタルを変えた」

新カンプノウとアスパイ・バルサ計画

■2025年に完成予定

遅れながらもどうにか前進している新カンプノウとその周辺の再編計画アスパイ・バルサ(Espai Barça)についてのラポルタ会長の説明はこうです。

「4月には州政府から最終的な認可が出て、7月に建設業者のコンペを予定している。そして決定は9月となるだろう。都市計画工事の認可はすでに得ているので、シーズンが終了すれば良いリズムで着工していく予定だ」

「望ましくなかった状況での遅れを、取り戻しているところだよ。2024年は創設125周年となるし、全てが順調に進めば、2025年に私たちは新しいスタジアムを手にしているだろう

まずはスタジアム周辺工事をこの夏から開始し、来季はそのままカンプノウで試合を開催。
スタジアムの本格改修が始まるとファンを入れるのは難しくなるので、2023/24シーズンはどこかへ“引っ越し”せざるを得ません。その候補が、ムンジュイックの丘にあるエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニィスです。かつてのRCDエスパニョールの本拠地ですね。

(工事期間中の試合開催)「選択肢はあまりないんだ。もしカンプノウの外へ行かねばならないのであれば、より実現可能性があって論理的な選択肢はムンジュイックになる。他の選択肢も検討はしたが難しかったり、実現可能ではなかった。最初は工事しながらの開催も考えた。しかしアクセシビリティに問題があり、、完成を遅らせるか、ムンジュイックに行くかとなる。とはいえ、わずか1シーズンなんだ。全てが順調ならばね」

ムンジュイックでチャンピオンズ試合を開催するためには芝生や諸施設の改善が必要となるので、工事費に2,000万ユーロがかかるという。

新カンプノウだけでなく、周辺のスポーツ施設も一新されるアスパイ・バルサによってバルセロナには「新しい娯楽空間が生まれ」、そこは「一日中過ごせる場所になる。街に開かれた施設となるだろう」と胸を張るラポルタです。

バルサはクラブ創立125周年となる2024年に、願わくば新カンプノウでレオ・メッシの表敬式典を行いたいと目論んでいるらしい。悲しい退団をしたレオとの関係を更新したいという。SPORTより。

ということでジョアン・ラポルタのインタビューでした。
話題には事欠かないのが特徴のFCバルセロナにおいても、この一年間は本当にいろんなことがありました。スポーツ・財政・組織のトリプルクライシスは生半可なものではなかった。しかしそれらも少しずつ解決へと向かっているようですし、相変わらず野心的でパワフルなジャン会長が上手くやってくれることを期待しましょう。未来もあるし希望もある。新カンプノウが完成する頃には、また黄金時代になっていますように。

コメント

  1. イザナギの目 より:

    ガビとアラウホの長引く契約更新ですが、なんか疑問です。なんせ二人は何も勝ちとってない。ガビは今季からトップチームの試合に出てるだけだしクラブ状況やクーマンやシャビの恩恵のお陰もかなり大きい、アラウホは一年通してクラブに貢献してない怪我も多い。アンスファティは沢山の最年少記録を打ち破ったしペドリに関しては欧州最優秀若手賞、ゴールデンボーイ、コパトロフィーと若手個人3冠達成を成し遂げた。まだプレーにムラがあるガビやアラウホはたとえ高給でプレミアにいってもバルサほど試合に出れないと思いますけどね。

  2. トム より:

    この一年、本当に色々ありましたねえ・・・。
    まあ何やかんやで良い方向に向かってると思います。

    セルジは離れて行きそうですね…。
    ケガもあったし、恐らく控え選手の給料程度に減給されるのが納得できないのかもしれません。
    ガビニコの台頭で中盤の層が厚くなり、またアウベスが安い給料で残ってくれる事になれば、セルジの居場所は無くなるという事でしょうかね…。

    高騰した給与基準を下げなければならないので、ラポルタは「クラブ優先」をアピールしてますね。
    全ての選手の給与を低めに交渉しているので、なかなか決まらないのでしょう。
    また代理人報酬の上限を決める法律が間もなく施行される事も絡んでいるので、あえて急ごうとしていないのかも?

    レンタルで出した選手も含め、今季は色々選手のやりくりしただけに、終了後にどうするかという問題も残ります。
    まだまだ大変そうです。

  3. uk より:

    ガビとアラウホは主力の活躍してるのに給与はB選手並なんですから、更新の流れに何も疑問はないです。チームトップの給与を要求しているわけでもないし

  4. からあげ より:

    選手には減給させておきながら、超高額でハーランをとるアピールをするのはどうなんだろう、と思ってしまいます。
    元々の給与水準が高くなりすぎていたので、減給した今が適正なんでしょうか。

  5. エイプリル より:

    ガビやアラウホの契約延長が難航するのは他メガクラブからの評価の高さを示すものなので、嬉しいことではあります。ヤキモキしますけどw
    セルジ・ロベルトは、契約延長の報が出ているアウベスと役割が被るのが苦しいところですね。ケガが治っても出番があるかどうか。

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