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2022年夏のスカッド再編成プラン:7-8人を補強し、同じくらいを放出

タイトル獲得のために大幅なスカッド刷新を計画しているバルセロナ

いろんなことが発生したバルサの2021/22シーズンも、残すところラ・リーガの2試合のみとなりました。最低限の目標だったチャンピオンズ出場権はすでに確定し、2位確保もあと1ポイントで達成される状況。クレの関心は夏のスカッド補強へと向かうのですが、そ〜〜んなに胸ときめくような話が出てこないのが寂しいところです。

大量補強を計画中?

クラブ史上初となるカンプノウ3連敗を喫したラヨ戦の前日会見だったか、チャビの漏らした言葉がバルサ界隈をざわつかせました。新監督としてバルサと契約する際、ラポルタアレマニーから「今季の目標はチャンピオンズ出場権獲得だと言われた」と明かしてしまったあれです。

クーマン末期はしばらく9位に鎮座していたバルサなので、確かに4位以上なら御の字という諦めに似た空気はありましたが、バルサの目標がそれでいいのかとざわついた。選手たちのモチベーションにも好ましくない影響が出たでしょう。
カンプノウ3連敗(対アイントラクト、カディス、ラヨ)から盛り返し、3連勝によって2位確保はほぼ確実と言えるところまで来たのは良かったです。

何はともあれ来季はラ・リーガ奪還のために戦わねばなりません。そのためにはシーズンを通して競争力を発揮できるスカッドが必要となる。この夏は刷新がなされていくことが予想されます。メディアにより多少の違いはありますが、7-8人の補強をチャビたちは望んでいるようです。

チャビたちの希望:各ポジションに二人ずつ有用な選手を配置すること

補強対象とされるポジションは以下の通りです。

右ラテラル(アスピリクエタ?)
左ラテラル(マルコス・アロンソ?)
セントラル(クリステンセン確保)
技術系インテリオール
体力系インテリオール(ケッシエ確保)
エストレーモ(ラフィーニャ?)
トップ級のデランテロ(レバンドフスキ?)
ブスケツの後任となるピボーテ

補強予算の大半はもちろん、点取屋の獲得に集中させることになります。
若手の二大クラックであるハーランはシティを選び、ムバッペはマドリーに行きそうだという現状において、バルサが契約を目指しているのはベテランのレバンドフスキ(33)さん。レバさんが超一流なのは重々承知していますが、アスピリクエタ(32)やマルコス・アロンソ(31)を含め、皆さん三十路すぎなのが切ないところです。
デランテロ以外は、ラ・マシアからキラキラ星が上がってくるまでの時間稼ぎか。。

リーズのブラジル人エストレーモ、ラフィーニャはデンベレとの契約更新次第とされます。

愚痴ります

いわゆる“バルサらしい”インテリオールに関しては、もうええ加減、外から連れてきても期待はできないという話になってほしいです。筋肉系は補強すればいいけれど、技術系は果たしてどうか。
クレ家庭に育ったぺドリはあくまで異例であって、バルサらしくてバルサで主力になれるインテリオールはラ・マシアで育てる以外に道はないと考えるのが良いのです。

ブスケツの後任も同じだと思う。
セルタ戦の前日会見でチャビが「ブスケツは永遠ではない」と語ったことから、後任候補の名前があれこれ挙がっていますが、、、彼の後釜がラ・マシア以外から出てくるだろうか?もう何年も市場を探し続けていてさっぱりなのに?

そんな中でニコ・ゴンサレスをどうしたものかとの議論が内部で起こっているらしく、どうか正しい決断を、、と願うところです。

ニコの代理人はスーパーメンデスなので、最初は顧客選手が有益な条件を手にするための動きだと推察します。

そもそもの話として、将来的にどういうスカッドにしたいのか、その姿が見えてこないから余計にモヤモヤするのだと思います。
ミドルクラスの選手を連れてきて“ワードローブを強化する”(控え層を厚くする)計画は結局失敗だったという結論に至り、これからはカンテラーノ+数名の助っ人クラックだと叫ばれながらも、バルトメウ一味が残した負の遺産が強力すぎて、他クラブで契約満了もしくは満了間近のベテランくらいしか獲得できない現状、、、

コメント

  1. イザナギの目 より:

    レバンドフスキ(33)アスピリクエタ(32)やマルコス・アロンソ(31)また、バルトメウ政権時代のようにFCおっさんずラブになるんですかね。切なすぎる。

  2. ゼロ より:

    うーん、バルサらしいインテリオールでレギュラーを勝ち取った選手はカンテラからも出てきてないのが現状ですね。プッチ、オリオル・ブスケツ、アレニャ、モリバ…
    今、やっとガビとニコがポジションを勝ち取れるかという感じですね。

    ペドリのようなケースってそこまで意外ではないと思います。選手本人はバルサに憧れを持っていても親元を離れて生活するのを避けたくて、生まれ故郷のクラブに入団するケースって結構多いです。パブロ・トーレだって同じように地元クラブで育ってますし。

    バルトメウの補強はスカウティング能力がなくて外してるだけなので、外部からペドリやパブロ・トーレのような有望株を取ること自体は重要だと思います。以前のバルサとは違って、未成年の国外移籍はFIFAの制裁以降は禁止になってますし、あまりカンテラを絶対視するとスペイン人以外は受け付けないというような排外主義的なクラブになってしまいます。

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