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理事会辞任後、クラブ運営を代行するのは?今後の予定は?

経済委員会の長カルラス・トゥスケツが臨時会長として、新会長決定までクラブ運営を預かる
会長選挙は1月末までに実施

ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長率いる理事会が昨日10月28日、総辞職を決定しました。ソシオの声が最低会長を退場に追い込んだことは喜ばしいかぎりですが、次の会長が決定するまではどうしても組織は不安定になる。選挙が終わるまでは臨時の役員会がクラブ運営を担当します。

代理役員会 Comisión Gestora

FCバルセロナの理事会にメンバーの一斉辞任、辞職、あるいは解任などが発生した場合、理事会の代理となる Comisión Gestora が設立されることがクラブ規約で決められています。とりあえず代理役員会と訳しておきます。

この代理役員会の会長は、FCバルセロナの経済委員会の長であるカルラス・トゥスケツが務めます。
企業経営者で経済学者らしく、ジュゼップ・リュイス・ヌニェス理事会では弱冠27歳にして会計役になった、経済と企業経営の専門家。その道では有名な人物っぽいです。

代理役員会は、退陣した理事会メンバー数の50%以上で構成されるべし(最少7名)、との既定もあるということで、クラブ規約の最小限14名で運営していたバルトメウ理事会の代理となる今回は7名。
トゥスケツともうひとりジュアン・マヌエル・トライテル・ヒメネスはもう決まっているので、残り5名が経済委員会、解任された理事会メンバー、規律委員会の中から選出されます。ただし解任された理事が入るのはまずないとのこと。そりゃそうだ。

重要な職務は会長選挙の招集

代理役員会の任務は、理事会に代わってクラブを運営することです。しかしソシオによって選ばれた人たちではないので、権限を行使できるのは「クラブが通常活動を維持し、利益を守るために必要不可欠なこと」とクラブ規約で制限されている。
バルトメウが早期の辞任をしなかった理由に挙げていた点です。

そしてクラブ規約が「代理役員会の最も重要な役目」だと記すのが「新たな理事会を作るための選挙招集」。これから粛々と選挙の準備が進められていくことになります。選挙実施の期日は、代理役員会が発足してから90日以内です。

会長選挙までの流れ

代理役員会は今日明日にも発足しますから、会長選挙は遅くても1月末までには実施されます。
バルトメウは2021年3月の選挙実施を約束していましたから、約2ヶ月の前倒しとなりました。

次期会長の座を目指す人たちにとって最初の関門となるのが、ソシオの署名集めです。出ました、署名集め^^ 泡沫候補はここでサヨウナラとなる。今回選挙の場合は、2,279枚の署名を集めたプレ候補のみが正式な会長候補として宣言ができます。

候補者が出揃って以降は、
プロジェクト案の発表(7日間)
出馬表明(3日間)
選挙キャンペーン(7日間)
熟考日(1日間)
投票日
という流れです。日数に日曜・祝日は含まれません。

会長選挙2015は、7月18日(土)投票
FCバルセロナの次期会長を選ぶための選挙投票日が、7月18日(土)に決まりました。9日(火)にジョゼップ・マリア・バルトメウ率いる理事会が解散したことで、次の会長による理事会が発足するまでの期間、代理でクラブを預かる運営委員会(コミシオン・ヘストラ)が始動。明けて10日(水)にはその長を務めるラモン・アデイ氏が記者会見を開き、選挙に関するあれこれを説明しました。

 

コメント

  1. トム より:

    移籍期間の始まる1月までには、決めて欲しいですね。

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