実績豊富なデンマーク人セントラルのバルサ入団プレゼンテーション
セントラル陣に健全な競争をもたらす存在に
8歳の頃からバルサでプレーすることを夢見ていた、と入団プレゼンテーションで明かしたアンドレアス・クリステンセン（26）がバルセロニスタの心を掴んでいます。○○でプレーするのが夢だった、、のフレーズはもはや入団時のお決まりですが、我らの新セントラルにはバルサファンだった“証拠”があり、クレはそれに喜んでいる。当時のアイドルはロニーだったクリステンセンです。
二日連続プレゼンテーション
FCバルセロナの複合施設シウタット･エスポルティーバにて、二日連続となる新選手プレゼンテーションが行われました。前日のフランク・ケシエに続いてお披露目されたのは、デンマーク人セントラルのアンドレアス・クリステンセン。契約期間は2026年6月までの4年間、契約解除金は5億ユーロに設定されています。
チェルシーとの契約満了に伴う移籍のため、移籍金は発生しません。昨日プレゼンされたケシエもまた移籍金ゼロの加入選手。助かります、ありがとう。
クリステンセンは7月7日の現地時間12時30分、ジョアン・ラポルタとともにシウタット･エスポルティーバのティト・ビラノバ・グラウンドに登場しています。ダークグレイ？のスーツに黒のネクタイが、この式典にかける彼の気持ちを表しているようです。
ケシエは明るいブルー。こういった違いに個性が出ていますな。
ウィッシュリストに書かれた夢
ラポルタがクリステンセンの子供の頃の夢を明かしたのは、ソシオカード進呈後の挨拶スピーチでした。「彼は8歳の時、バルサでプレーするのが夢だと書いていたことをお伝えします。そのような選手を、私たちは求めている」「これは彼の願いによって生み出されたオペレーションです。私たちはとても満足しています」
クリステンセンは後の入団会見において、「ウィッシュリストの中に、大きくなったらプロになってFCバルセロナでプレーするのが夢と書いたんだ」と説明をしています。
現在は26歳ですから、8歳といえば2004年で第一次ラポルタ時代でロナウジーニョが旋風を巻き起こしていた頃･･･ 懐かしい。「ロナウジーニョのプレーを思い出すね。彼のようなデランテロになりたかった」と明かしたセントラルは、こうも言っています。
「いくつかの良いチームが僕に関心を示していたのは確かだけれど、夢がある時は迷わないよね。夢が現実になっている」
子供の頃の夢に加えて、クリステンセンが好感を与えたのはエスクードへのキスでした。
契約書へのサイン儀式を終え、バルサユニに着替えてからのリフティング披露で二度、胸のエスクードにキスをしたセントラル（二度目は観客席からのリクエストに応えた）。応援したい気持ちが盛りもりと湧き出てきました。次は実際のプレーで魅了してほしい。
貢献し、学びたい
「毎日の仕事で貢献をするために、またみんなから学ぶためにきた」とクリステンセンは述べています。競争相手になるのは、ラポルタに世界最高のセントラルを連れてきてほしい、そいつを控えにしてやるから、と豪語したジェラール・ピケ。昨季はあまり熱い競争は見られなかったセントラル陣なので、健全でバチバチした争いを期待しましょう。
「選手はすべての試合に出たいものだし、毎週ピッチに立ちたいさ。競争があるのは健全なこと。それによって僕は向上するんだからね。バルサのデフェンサは全員すごいよ。ピケは伝説だし、彼や全員から学んでいけると思う」
「自分はバルセロナのスタイルに上手くフィットすると思う。何も変える必要はないさ」
「（チャビたちから？）僕のスタイルやパーソナリティが好きだと言われた。僕はあまり外向的ではないんだ。落ち着いていて控えめな性格で、それもここに来れた理由だね」
詳しいことは分かりませんが、数々の主要タイトルを獲得してきたチェルシーでの最後の2ヶ月ほど、クリステンセンはほとんど試合に出場していません。メンタル面でなにかあったのではないか、と憶測がなされてもいる。だがいずれにせよ個人的なこと。彼自身は問題はないと明言しています。
「いつも自分の仕事をするようトライしているし、それは過去のことだよ。難しい時期はあったね。でもチェルシーで長くプレーし、タイトルを勝ち取ったことを僕はとても誇りに思っているんだ」
「僕は健康で、プレーしたいと燃えている。それが僕から言える全てだよ。この4年間を僕はとても誇りに感じている。繰り返すけれど、僕は健康だよ」
「今年をものすごく楽しみにしている。バルサには信じられないような選手たちがいるし、ここ以上のチームはそう多くないと思う。チームにはかなりのポテンシャルがあると知っているから、手助けしたいね」
ちょっと大事件が発生してしまったので、、中途半端ですが今回はこのへんで。バモス、アンドレアス！楽しみにしてます！
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