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マルティーノ「リーガが再スタート」

クラシコに勝利して戦線に復活できた、とバルサ監督。

大きな試合でのバルサ勝利はいつだってとっても嬉しいですが、クラシコとなればさらに格別。早朝の試合終了からは脳裏にバルサのイムノ、あるいはディズニー白雪姫の小人の歌“ハイホーハイホー”が陽気に鳴っているクレ諸氏もきっと多いことでしょう^^。勇敢に戦い抜く、との試合前の言葉どおり、マドリー選手との心身の戦いに勝ってみせたバルセロナの選手たち。この勝利はチーム周辺の士気を数段アップさせるものですし、2週間前はお通夜ムードだったのをよくここまで立ち直らせたものです。リーガを巡る三つ巴の戦いは、再び新たな局面を迎えた。マルティーノ監督は言います。「リーガはまた新たにスタートを切る。私たちは死んだとみなされていたけれど、この結果によって戦線に復帰したね

強敵に打ち勝った選手たちを称賛

タタさんはこの試合で選手たちが行った仕事、とりわけ2度リードされながらも負い付き逆転したことを高く評価しています。「先制したことを除けば、私たちは常にスコアをひっくり返さなければならなかった。主導権が移ろう時間帯は幾つかあったけれども、全体で見て、より多くの時間をコントロールしていたのは私たちだったと思う

そして「この勝利によって、私の認識に変化はないよ。この喜びを、勝利の最大の立役者である選手たちと分かち合いたい」と、選手たちを称えたミスターは、マドリーに勝利した意味についてこう語りました。「マドリーは欧州のベストチームの1つであり、いつも試合をコントロールし勝ちにいく、非常にソリッドなチームだ。だからこそ、私たちが手にしたこの勝利を私はとても評価している」

明らかだったのはネイへのラモスのファール

今回のゲームは前半は白熱の攻防、後半はウンディアノ・マジェンコSHOW^^;でした。特に敗れたチーム方面では、判定に対してあれこれと言われています。この件にはタタさんは、いつものように首を突っ込もうとはしませんでした。「私のいた場所からはよく見えなかったけれど、明らかだったのはネイマールに対するラモスのファールだよ。あれには議論の余地はない。他の2つは私からは遠かった」

ネイマールについては、監督の高評価は揺るぎません。「彼は難しい試合でプレーする力を持った選手だよ。21歳にして彼はあらゆることを経験し、多くのものを勝ち取ってきた。今は彼のベストな瞬間ではないけれど、確かなのは彼のプレーからチームは同点に追い付き(メッシをアシスト)、すばらしいディアゴナルの突破によってラモスが退場になったことだ

ハットトリックを達成したレオ・メッシに対しては、もう賛辞は尽きたといった様子の指揮官です。「レオはこれまでに今日のような試合を何度もしてきたけれど、クラシコの活躍は目立つからね。中盤ではアンドレス、セスク、チャビ、ブスケツが最高の仕事をしてくれたよ。レオについて話すのは、もう余分だ。彼に唯一望むことは、私にボールをプレゼントしてくれることだね^^」

一時的な不調を挽回する勝利

バルサはこれで首位(アトレチコ・マドリー。エル・ブランコと同ポイント)と勝点1差へと戻しました。2つ3つの取りこぼしさえなければ、、、と重ね重ね思いますが、それを嘆いても始まらない。失敗を取り戻すべく、残り全勝を目指すのみです。ミスターは言います。「一時的な不調によって、私たちは2位以下となっている。今私たちが首位でないのは、バジャドリーとサン・セバスチャンで敗れ、バレンシアにも敗れたからだ。それによって自分たち次第となる可能性を手放してしまった。けれども今夜の事が蜃気楼だとは思わないよ」

そして、「リーガが最後まで三つ巴でもつれると私はずっと思っていた。私たちは一時期その戦いから落ちることになったけれど、今回の勝利で状況を回復させ、より大きな希望を胸にリーガを戦うことが出来るようになったんだ」と今後への期待を述べた監督。彼はまたこうも語っています。「これがラストチャンスだったし、私たちは早々に戦いから降りたくはなかった

ディ・マリアに左サイドを崩されまくっていた件に関しては、「彼が危険なことは分かっていたし、彼の動きを分析もしていた。ディ・マリアがインテリオールからエストレーモとなり、ロナウドが第2のプンタ(フォワード)となった時は、ブスケツがセントラルと一緒になるよう考えていたんだ。けれども時々、上手くいかないこともある。ディ・マリアはすばらしいセンタリングを2つ送り込んだね」とタタさん。ペドロとサンちゃんが入ってからの方が安定感があったことについては、「マドリーに4点目を取りにくる様子がなく、私たちが試合をコントロールしていたので、3人目のデランテロを入れた。私たちには引き分けは不十分で、勝利が必要だったからね」とのことです。

レアル・マドリー 3-4 FCバルセロナのマッチレポートはこちらです】

 

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