アディダスイベントでチームや自らについて語った二人
主役になる機会はそう多くないけれど、彼らがいなければスター選手たちも輝きを放てなくなる存在、それがイバン・ラキティッチとジョルディ・アルバのような選手たちです。二人は昨日、バルセロナ市内で行われたアディダスのイベントに参加し、バルベルデチームの好調さや意気込みについてコメント。「目標は全てのタイトルを勝ち取ること」「こんなに燃えてるのは久しぶり」との言葉が、ロッカールームの士気の高さを表しています。
ラキティッチ「もっと団結すること」
リーガ開幕3連勝にチャンピオンズでのユベントス戦快勝と、好スタートを切ったバルサについて、イバン・ラキティッチはこう語っています。「昨シーズンの僕らはユーベ戦で良くなかったね。落ち着きを得られるから、シーズンを上手く始めていくのは重要だ」「スーペルコパでは幾つものディティールがダメだった。それから僕らはリーガは良いスタートを切るんだと計画を立てて、それに成功したんだ」
昨シーズンとの変化に関しては「再びかなり高い位置からプレッシングをかけるようになったこと」とするセントロカンピスタですが、「具体的にどう」ということではなく、「時としてディティールの問題」になると回答。「必要なのは守備でも攻撃でももっと団結することだよ。良いスタートを切れたので、これを続けていきたいと思ってる」と述べています。
また、ユーベ戦であれだけ神がかったパフォーマンスだったレオ・メッシすらUEFAの今週のベストイレブンに選出されなかった件(バルサはゼロ人)に対しては、「もし僕らが全てに勝ち続けて、それでも誰も選ばれないとしても、別にどうってことないさ。それはUEFAが決めることで、僕らは受け入れる」とのこと。中盤の厳しいポジション競争に関してもクールに「質の高い選手が来て、各自がベストを出すのは良いことだし、最終的にはミスターが決めること」と言うラキティッチでした。
アルバ「こんなに燃えているのは久しぶり」
一方、ジョルディ・アルバはよりハッキリと、ルイス・エンリケが監督だった去年より今年の方が楽しい、と言い切っています。「去年より良い?僕が興味があるのは今現在だし、いま僕は監督やチームメイトたちと気分良くやってるよ。過ぎたことには興味はないんだ。今の僕は熱意と希望がある。こんなスパークや意欲は久しぶりのことで、他の年よりも良い感じだ」
アルバはバルベルデとよほど水が合うのか、「今の僕は、危険なゾーンにより出没してる。監督の信頼が基本なのはハッキリしているし、僕はそう見ている」「監督の伝え方は人それぞれ。今の僕は毎日進歩することを考えていて、とても状態が良いんだ。特に楽しんでプレーしている」と第二の春が来た様子の語りっぷりです。
話題は変わって、衰えをささやかれていたレオ・メッシの好調さについては、「人は言いたいことを言うものだし、マドリーの人たちは僕らの最悪を望むものだけど、レオはいつだって違いを示していて、僕らは彼といることを喜んでいる。余所の人たちの言うことは僕らにはどうしようもないさ」とラテラル。
契約更新が注目されるイニエスタについては、「とても愛されていて、僕らにとってすごく重要な人物」「バルサはいつだって彼の家であり続けるし、選手の希望を尊重しないと。僕らと一緒にいる間は、彼のプレーを楽しんでいく」というアルバでした。
そして最後に今季の目標について、ジョルディはこう言っています。「毎年と同じだよ。個人面、グループ面での向上を試み、プレーする全てのタイトルを獲れるように努力していく」
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