FCバルセロナ 2011/12 選手リスト
2018.09.21
- リーガ順位
- 2位
- 国王杯
- 優勝
- チャンピオンズ
- 1/2ファイナル
- ■ペップ・グアルディオラ監督の最終シーズン。ドリームチーム以来となるリーガ4連覇を目指したものの、勝点100を達成したモウチームから9ポイント差の2位で終わり、チャンピオンズリーグ奪還の夢も準決勝で潰えた。
- ■しかしペップ時代のラストゲーム、国王杯決勝(対アスレチック・ビルバオ)は輝かしいフットボルにて3-0の完勝。有終の美を飾った。ペップチームの獲得タイトルはこれで14個に。
- ■ここ数年、悲願となっていたセスク・ファブレガスの呼び戻しをついに成功させた夏。チームはスーペルコパ(対マドリー)、UEFAスーパーカップ(対ポルト)を次々に手中に収め、好スタートとする。このスーペルコパのブエルタ(カンプノウ)では、モウリーニョによるティト・ビラノバへの目潰し事件があった。
- ■シーズン序盤に大腿二頭筋の負傷が連発(アレクシス、イニエスタ、セスク、アビダル、アフェライ)。
- ■リーガ戦線の雲行きが早々に厳しくなったのは、”フエラで勝てない病”が発症したため。第2節のラ・レアル戦に始まり、第5節のバレンシア、第12節のアスレチック、第14節のヘタフェ、第18節のエスパニョール、第21節のビジャレアル第23節のオサスナでポイントを落とした。第25節のカルデロンで勝利後、ペップは「リーガ優勝できると思わない」発言。不思議とその後は敵地でも勝つようになったが、ベルナベウクラシコで敗れて夢は終わった。
- ■チャンピオンズではチェルシーの超保守的カメ戦術のまえに、シュートの雨あられを降らせながらも敗退となった(イダは24対3、ブエルタは21対7)。ペナルティキックを外したメッシが一部で批判を受ける。誇り高き敗北に、カンプノウは大きな拍手でチームを称えた。
- ■11月22日にティト・ビラノバが耳下腺腫瘍の手術。バルセロニズモに衝撃が走る。3月16日にはエリック・アビダルの肝移植手術も発表され、ふたつの試練にクレは泣いた。
- ■横浜でのクラブワールドカップ準決勝(対アルサッド)にて、ダビド・ビジャが左脛骨を骨折。
- ■リオネル・メッシがバロンデオロ3連覇を達成。バルサの10番はまたこのシーズン、リーガで驚異の50ゴールを記録したほか、3月にはセサルのクラブ最多得点記録を更新している。
- ■2011年末頃から、グアルディオラの契約延長問題が大きくなっていく。選手たちは事あるごとにミスターの去就について訊ねられ、月日が経つと共にメディアとファンはやきもき。チェルシーとのチャンピオンズ準決勝に敗れた2日後、退団が発表された。