別の手でも勝つ

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ティキタカではなく、速攻中心のスタイルで勝利したバルサ。

マドリー戦から中2日、エスパニョールとのデルビーまでも中2日で行われた敵地でのセルタ戦は、これまでで一番ver.2なプレーが現れた試合となりました。選手たちの出場時間調整が求められる状況でヘラルド・マルティーノ監督は中盤におけるボールコントロールの要たるチャビとイニエスタをベンチに置き、ソングとセスクをインテリオールで起用。それによって馴染みのボールタッチを手放しながらも、縦方向への激しい動きを得、アナーキストであるセスクが決定的な役割を果たし0-3で勝利しています。バルサでありつつも、別のバルサともいえるスタイルです。

試合によっては現実的にプレーする

試合終了後の会見にて、タタ・マルティーノ監督は「全体として、私たちは上手に勝てたと思う。セルタに背後を取られ、深く侵入されたのは先制点後の限られた時間帯だけだった。後半はアレックス・ソングをブスケツの近くに置いたことでセスクが自由に動けていた」と総括。「さらに追加点を決めるには精度が少し足りなかったけれど、後半は分別ある試合をしていた」と語っています。つまりは狙いどおりの試合運びが出来たということです。

2003/04シーズンの後半にフランク・ライカーがピボーテを1人にして以降、その流れでずっと来ていたバルサでしたので、ソングとブスケツが並ぶようにプレーする姿はずいぶんと久しぶりですし、ある意味新鮮でした。ドブレピボーテといえば第1次バンガール時代にペップとコクーがよくやっていて、あの時はペップがセントラルの前、コクーがインテリオール寄りだった・・・と記憶してます。まあペップ監督後はロマンティックに理想を追求してきたチームなので、マルティーノの現実的なプレーが味気ないものに映るのは事実であります(実際にはペップも現実的にいく時はケイタを使っていた)。

基本哲学としてはパスフットボルを目指しているタタバルサですから、内容よりもまず結果が求められる試合においては、このカウンターを重視したプランBを採用する。そんなふうに改めて世に示したのがこのセルタ戦。ポゼッションが5割を切ったことが話題となった9月のラージョ戦もこのスタイルでしたが、今回は6割の支配率なので、より完成度が上がったというところか。今回も危なっかしいシーンは何度かあり、より破壊力とポテンシャルのあるライバル相手だとまだまだ怖いのは確かですが、勝つための引き出しが増えてるってのはポジティブなことです。

アナーキストのセスクが躍動

ボールが落ち着かず、敵陣と自陣を行き来するゲームにおいて、存在感を発揮したのはセスク・ファブレガスでした。勝手知ったる英国風フットボルでは、ティト・ビラノバ曰く“アナーキスト”のセスクの特徴が活きる。今日は自分次第だぞ、との責任感もプラスになったのでしょう。チャビとイニエスタが不在の中で彼は3ゴールの全てで決定的な役割を果たし、そのご褒美としてドンとの交代時、バライドスの観客から盛大なブーイングを浴びています(イニエスタには温かい拍手^^)。

カルチョの国でカウンター戦術に馴染みのあるアレクシス・サンチェスにとってもゴールへ向かって疾走でき、ボール奪取でも活躍できるこのプレー方法は合っているようで、この試合でも彼は元気一杯でぴちぴちしていました。自信も深まっていて、セスクシュートのこぼれ球を沈めた先制点の場面では、メッシもまたシュートを狙える位置にいたのも気にせず後方から詰め寄って一発。以前のサンチェスであれば、あそこは譲っていたかもしれません。

いずれにせよ、ローテーションを導入しつつも無敗を続け、ファンを納得させる結果を残しているマルティーノ監督はお見事。そして得点こそなかったものの、レオ・メッシの状態がクラシコよりも明らかに上がっていたのもセルタ戦の収穫でありました。この感じで進んでいけば、この2シーズンのような終盤での電池切れはなさそうだと思えるのも良い。あとはチームとしての完成度を高め、課題を修正していければ、春にはかなり良いチームに仕上がってるんじゃないでしょうか。期待です。

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