止まらないメッシ

 

この夏も慈善試合で大忙し。

この夏のリオネル・メッシの休日は、チャリティーマッチが多数組み込まれています。14日にアルゼンチン代表でのグアテマラ戦を終え、現在バケーションに入っているクラックですが、22日にはミラノでD&Gのスポンサーイベントがあり、27日にはセネガルでのメッシ財団のマラリア撲滅活動。その後は”メッシフレンズ対世界選抜”によるツアーへと雪崩れ込み、28日にロサリオ(アルゼンチン)、29日にメデリン(コロンビア)、7月2日にリマ(ペルー)、3日にロサンゼルス、そして6日にシカゴ(USA)という過密日程で慈善試合を行っていきます。そこからがようやく、故郷ロサリオでのバケーション。しかし休暇はごく短いものです。13日にはチャビの結婚式に出るでしょうし、16日からはティトチームでのプレシーズンの開幕。これで休まるのかと、やや心配になります。

 

元アルヘン代表トレーナー「メッシはもっと休むべき」

そういえば数年前、サムエル・エトーがこんなふうに、夏休み期間に世界中を飛び回りあれこれと活動をしていました。レオ・メッシは現在25歳ですから、体力的に一番パワフルな時期にあるとは思いますが、気になるのは今シーズン終盤に負って回復に時間を要した怪我でして。先日のグアテマラ戦ではハットトリックを決め、良いかたちで一年を終えられたであろうメッシですが、例の脱税容疑もあり、完全にリフレッシュして休めるかどうかは微妙な感じがします。実際、専門家の中にも、メッシが100%のメッシへと戻るためには、もっと休みを取るべきだとの声もあるのです。

15日(土)のSPORT紙に、元アルゼンチン代表フィジカルトレーナー、フェルナンド・シニョリーニさんのコメントが掲載されていました。彼はメッシだけでなく、マラドーナとも仕事をしたことがある、つまりは同国の第一級トレーナーです。そのシニョリーニさん曰く、「メッシが2014年のブラジルムンディアルを、良い状態で迎えられない危険がある。それは純粋にフィジカル問題によるもので、選手はバケーションに行く必要があるんだ」

シニョリーニさんが指摘するのは、3年間怪我のなかった彼がPSG戦で大腿二頭筋を痛め、復帰を急いで怪我を再発させたことです。「彼は今もなお、後半のしばらくしか出場できない(翌日のグアテマラ戦は先発し途中交代)。このすばらしいデランテロに必要なのは、妻や息子との休日だ」

ちなみに彼はトレーナーでありながら、自分たちの仕事(トレーニング計画など)はさほど重要でもない、と語っています。「私たちトレーナーは、みなが考えるほどには必要ではないんだ。そういうふうに言うと、一流の同業者たちとの関係がちょっとまずくなるけれどね」。で、シニョリーニ氏が例として挙げたのがラ・ロハ代表監督のビセンテ・デルボスケさんで、「トレーニング量の控えめだった選手が怪我も少ないことを彼は認識していた」と述べると、現在はフィジカルの準備をしすぎることで、「以前は存在しなかった」恥骨炎などが選手を苦しめるようになった、と締めくくっています。

 

外野ファンの心配

休みがないとはいっても、プレーするのは友人たちとのチャリティマッチですし、永遠のフットボル少年であるメッシですから、ボールを蹴っていればエネルギーは充電されるのでしょう。きっと、ビーチでのんびり遊ぶような休日は落ち着かず、だからこそ彼は北南米各地での試合をたくさん入れたはずです。そういう意味では、メッシのバケーションは7月14日までたっぷりとあります。

でもやっぱり外野のファンとしてはちょっぴり心配もしちゃうわけでして、これからの1ヶ月でシーズンの疲れを可能なかぎり癒してほしいと願うわけです。4月の怪我は警告のようにも思えますし、バケーション期間はもうじっとしていないことが決まっているのならば、来季は是非上手く調整しながら乗り切っていってほしいところ。ネイマールも加わることですし、ラ・ロハで活き活きしているセスクの真の活用法を見つけるのも良い。ティトさん、どうぞよろしくです。

 

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