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ネイマールはバルサへ

 

サントス会長が明かした”秘密”。

SPORT紙の記事によりますと、なんでも数週間前から、PSGとネイマール・ダ・シルバとの間に仮合意が成立したよ~、なんていうウワサ話がどこからともなく流されていたそうです。全然知りませんでした。しかし同紙はこうも言っています。ネイマール側の動きに通じているバルサが、そのような与太話に微塵たりとも動揺することはないと。以前より若きブラジリアンクラックの行き先は確定している、というSPORT。では今回の話がどういうものなのか、ちょいと覗いてみましょう。

 

PSGのオファーにNO

去る8月、バルサは独自の情報網により、PSGがネイマールとサントスに対して勧誘を行ったとの知らせを得ました。パリっ子クラブのスポーツディレクターであるレオナルドが、友人でありかつての代理人ワグネル・リベイロに対し(ルーカス獲得作戦のついでに?)、ネイマールの移籍を打診したというのです。リベイロは偶然にも、ネイマールの代理人でもあるからです。しかしその誘いに対しサントス会長ルイス・アルバロ・デ・オリベイラは、”ブラジル時代が終われば、ネイマールはバルサの選手になる”と明かしました。選手として大爆発をするためには、バルサのフットボルモデルの中で成長するしかないと考えているネイマール。バルサとサントスとの間では話し合いはもう既についていて、2013/14シーズンにもヤツはカンプノウにやってくるという見方が有力です。

そしてこのワグネル・リベイロ代理人は知人のブラジル人記者などにそのことを漏らしたりしているらしく、それによるとサンドロ・ロセイ会長はネイマールと私的契約(?)を結んでいるのみならず、サントスとも具体的な移籍金で合意している、んだそうです。

 

4,000万ユーロの賠償金条項

もちろん、バルサ側にこの件について訊ねたところで、なんら回答はありません。いくらヒントを聞きだそうとしても、上手くはぐらかされるのがオチ。しかしながらブラジル方面においては、この移籍はもう既定路線なっていて、幾らかの手付金などは既に支払い済みだとも語られています。そのあたりはロセイ会長がガッチリと押さえ込んでいるというわけです。

またこの選手との合意内容には、必殺の条項が含まれていると言われます。それはもし万が一ネイマールのバルサ移籍が頓挫した場合、4,000万ユーロにも及ぶ”罰金”が発生するというものです。もしどこかの富豪クラブがネイマールのナンパを仕掛けたとしても、アストロクラックはその自分を獲得しようとするクラブに対し、このバルサへの賠償金を担当してくれ、という話になります。高額年俸分も含めると、バルサ以外のネイマール作戦は途方もない額になるというお話。これでは他所は手を出せませんし、ネイマール本人の覚悟を知れたという効果もあります。

ということで、バルセロナによるネイマール獲得作戦は、予定コース場を外れることなく順調に進行中。ちなみにロセイ会長とワグネル・リベイロ代理人は犬猿の仲にあるらしく、バルサは別ルートを経由してこれらの作戦を実行しているのだとか。まあ正直なところ情報源には怪しさもありますし、どこまでが事実なのかは不明なのですが、計画が滞りなく進んでいるのであれば何よりです。

ただ、もしウワサのとおりにネイマールが来夏カンプノウに降り立つとするなら、代わりにダビド・ビジャが出て行くことになるんでしょう。人間的にも敬服するグアッヘさんが悲しくクラブを去るのであれば、それはあまりに残念すぎること。さてこの物語は、どういう結末へと落ち着くんでしょうか。

 

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