マッチレポート|チャンピオンズ 1/2 final バルサ 3-0 リバポー

Champions League | 1/2 final, ida

苦労の末に3-0で先勝。
スアレスとメッシ(バルサ通算600ゴール)の決定力が光った。

FCバルセロナが要塞カンプノウでリバポーに3-0の先勝。ワンダ・メトロポリターノでの決勝戦に片足を入れた。特に後半はリバポーの攻勢に苦しんだが、レオ・メッシのドブレーテによって3点差を確保。アウェイゴールも許さず、非常に良い状況でアンフィールド決戦へと乗り込む。

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試合のポイント

ビダルに賭けた:このカンプノウ対決にバルベルデが選んだのはポゼッション(アルトゥール)よりもフィジカル(アルトゥロ・ビダル)だった。キングアルトゥロは監督の期待に応え、見事なボール狩りの数々を披露してくれたのだが、ボールをコントロールできないのは危険でもあり。後半は特に無秩序状態に苦しむことになる。



サイド攻撃に苦しむ:クロップのリバポーは勇敢に前に出て、勝つことも狙ったアプローチでバルサを圧迫してきた。万全ではないというフィルミノは温存されたが、マネーサラーによるサイド攻撃は非常に強力。特にサラーはジョルディ・アルバラングレに問題を起こし続けた。

キラーの決定力:前半のバルサはシュート4本、決定機はわずかに1回だったものの、その1回を先制点にできてしまうところが強い。26分、アルトゥロ・ビダルからのロングボールを受けたコウチーニョが左でポイントとなり、上がってきたジョルディ・アルバのパスに裏へと抜け出したスアレスが直接仕留めて1-0。ここぞの場面で見事なコンビネーションプレーが決まったゴールだった。

ポゼッションできない:リードを奪い、順調にゲームを進めたいバルサだったが、ここからはボールを収めることができずに苦しい展開となっていく。自陣まで戻ってボールを奪還したプレーが響いたか、前半終盤はメッシに動き無く。攻めの拠点のないバルセロナは守りに時間を割かざるを得なかった。マネーがテル・ステーゲンとの1対1を外してくれて安堵。

テル・ステーゲンが救う:ハーフタイムの修正によってボールコントロールを勝ち取りたいバルサだったが、その狙いは実現しなかった。後半はリバポーの勢いが強まり、テル・ステーゲンのパラドン連発(48分、53分、60分)がなければかなり厳しい状況になっていただろう。バルベルデはコウチーニョを外してセメドを投入、セルジ・ロベルトを一列前に上げることで状況の打開を図った。

メッシ現る:選手交代によってバルセロナのボール支配は少しずつ上昇したが、一息つくには遠かった。光明が差したのはレオ・メッシのギアが再び上がってきたこと。我慢に我慢を重ねて凌ぐことで、大エースがなんとかしてくれる安心感は絶大だ。75分、スアレスのクロスバー直撃弾を押し込むメッシのゴールでスコアは2-0。さらに82分、メッシは遠距離フリーキックを突き刺しカンプノウに歓喜をもたらしている。

絶対に失点はしない:3-0は申し分ないスコアだが、もしリバポーに1点返されれば状況はまた違ってくる。是が非でも無失点に抑えることが重要で、その守り切るんだとの気持ちが運も味方に付けたことだろう。88分の大ピンチは、ラングレラキティッチの全身全霊のブロックで凌ぎ、こぼれ球を叩いたサラーのシュートはポストが守った。

イチゴを乗せ損なったデンベレ:追加タイムにあったデンベレの二つの決定機(94分、95分)のどちらかが決まっていれば・・・と悔やむが、3-0はすばらしいスコアにつき満足。アンフィールドでも完全集中し、ワンダ・メトロポリターノ行きの切符をしっかりと手に入れよう。夢のファイナルまで、あと一歩!ファイト!!!!

トピックス

更新中




FC Barcelona Liverpool FC
3 0
1 de Mayo 2019 – Miercoles 21:00 h
Camp Nou
: 98,299
Goles
Suárez (26)  
Messi (75)  
Messi (82)  
Titular
Ter Stegen【8】 Alisson
Sergi Roberto【6】 Gómez
Piqué【8】 Matip
Lenglet【7】 Van Dijk
Jordi Alba【7】 Robertson
Busquets【6】 Fabinho
Rakitic【6】 Keita
Arturo Vidal【8】 Milner
Coutinho【5】 Salah
Messi (c)【9】 Wijnaldum
Suárez【8】 Mané
Cambios
Coutinho →
Semedo【6】(60)
Keita→
Henderson (24)
Suárez →
Dembélé【4】(90)
Wijnaldum→
Firmino (78)
Sergi Roberto →
Aleñá【5】(90)
Milner→
Origi (84)
Entrenadores
Ernesto Valverde【6】 Jürgen Klopp
Arbitro
Björn Kuipers (holandes)
Tarjetas
Lenglet (39) Fabinho (81)
Suárez (81)  
Jordi Alba (86)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 2 3

Golesredcard

0 0 0
4 7 11 (5)

Tiros a puertaredcard

14 (3) 8 6
1 4 5

Ocasiones de Golredcard

5 4 1
1 2 3

Cornersredcard

5 4 1
1 1 2

Fueras de juegosredcard

1 0 1
312 233 545

pasesredcard

593 305 288
52%   48% Posesion del Balon 52%   48%
5 10 15

Faltasredcard

15 10 5
1 2 3

Tarjetas Amarillasredcard

1 1 0
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

ラフィーニャが負傷欠場。
トディボ、ムリージョ、ボアテング、ベルマーレンが監督判断で招集外。
シレセン、セメド、アルトゥール、デンベレ、マルコム、ウンティティ、アラニャーがベンチスタート。

ほぼ予想どおりの先発イレブンだが、インテリオールにはアルトゥールではなくアルトゥロ・ビダルが起用された。左エストレーモにはコウチーニョ。ボールをぼちぼちコントロールする試合運びとした。

後半はリバポーに中盤を支配されたことで4-4-2に変更。コウチーニョに替えてセメドを入れ、セルジ・ロベルトを一列前に出すことで対応した。アルトゥロ・ビダルが左サイドに移動。
残り二人の交代は追加タイムに入ってから。スアレスとセルジ・ロベルトに替わってデンベレ、アラニャーが送り出された。

Titular Final
先発時 終了時
 

2019年5月2日(木)、リバポー戦翌日のバルセロナスポーツ紙。

MD「巨大な一歩」

  • 巨大な一歩
  • → バルサは苦しみながらも、アンフィールドにて決勝進出を決めるために最良の結果を手に入れた
  • → スアレスが先制、エピックなメッシが壮大なフリーキック(自身600得点目)を含むドブレーテ

SPORT「歓喜!」

  • 歓喜!有頂天!
  • → メッシがとんでもなかった試合にてリバポーに大量得点したバルサが、チャンピオンズ決勝に片足半を置く
  • ■ポルトでの緊急手術
    イケル・カシージャスが心筋梗塞から回復
  • ■バスケット・ユーロリーガ/EFES 80-71 バルサ・ラッサ
    バルサのファイナルフォー入りならず

コメント

  1. レト より:

    期待通り今季のベストゲーム候補となるハイレベルな試合だったと思います。
    サラーとマネのスピードにはやはり手を焼きましたが、
    逆にサラーがアルバをマークしなかったことで先制点が生まれたのですから皮肉です。
    ボールを渡してもしっかりと受け流せる、昨シーズンは失敗に終わった新生バルサの真価を証明する時が近づいているのでしょうか。

  2. 中野のクレ より:

    良くも悪くもバルベルデ・バルサの集大成の試合。

    ビダルが入れ替わられたシーンとブスケツのクリアミス以外は守備ブロックを崩されなかった。

    先制点はシーズン中によく見られた対角線の長いパスから。
    コウチーニョのポジション・動き方は良かった。
    この人はオフザボールでは超クラックなんだが、自分で仕掛けるとなると普通以下の選手で評価が難しい。
    簡単なパスミスが多く、単独で仕掛けられないし、かといってアルバとのコンビでブロックを崩すという訳でもない。
    あまりにも簡単にコウチーニョの所で攻撃が途切れてしまう。
    現状ボール持った時に何も出来ていないので、純然たる3トップとは言えないかもしれない。

    2点目、3点目はショートカウンターからで狙い通り。

    問題があるとしたら、カンプノウなのに全くポゼッション出来ていない事。

    ラキさん・ビダルの所で収まって→前に向いて展開したかったが圧力が強くて無理だった。
    この辺りはチャビ・イニエスタレベルでないと厳しいのかな。

    ここは最大の課題。
    縦に速かろうが、遅攻だろうが、マイボール時にポゼッションしてシュートまで持って行けないと苦しくなる。

    あと解説の戸田さんの指摘通り、2列目と最終ラインの間が大きく空くシーンがあって気になった。
    メッシが毎回敵陣内でボールホルダー(ファンダイク、ロバートソン)を追ってくれる訳ではない→ラキさん以下2列目が追う→最終ラインはマネ・サラーのスピード+ファンダイクの正確なフィードが怖くて押し上げられない→ギャップが生まれる。
    フィルミーノがいれば使われたであろうスペース。
    メッシ・スアレスを除いた基本8人で守る弱点がでなければいいが。
    今回は上手くリトリートして吸収出来ていたが、次回もメッシ・サイドをビルドアップの起点としてくるだろう。

    細かい事だがファンダイク→サラーの超ロングパス→ミルナーに遅れたラキさんの走力の無さも気になった。
    だいたいあんな超ロングパスが通る事を信じて中盤が長い距離フルスプリントして来るんだから恐ろしいチーム。
    バルサだったらあまり見ないシーン。

    まとめると、
    プレミア相手のビダルは最高でこのために獲得したかのよう。
    どーせポゼッション出来ないならビダルみたいなフィジカルな選手を揃えるのも手かもしれない。
    マーケット的にはチャビ・イニエスタレベルを見つけるより容易であろう。

    メッシを活かす為なら、もー何でも有りで、こーなったらビダル・タイプを並べてハイボールを競るのも有りだと思う。
    ベティス戦みたいなショートカウンターを受けるような危険なポゼッションをするより良いのではないか。

    試合を通してほぼバルベルデの想定内で彼の手の内に入っていたが、アンフィールドで更にポゼッション出来なくて凌げるのか心配。

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