先日、バルサ入団発表から1周年を迎えたデ・ヨング
ここまでの自己採点は6点ほどで、バルサで長く(できれば引退まで)プレーしたいと希望を語る
バルサがフレンキー・デ・ヨング獲得で合意!の知らせに全世界のバルセロニスタが胸をなで下ろしてから、早いもので1年が経ちました。一時はPSG入団を決めたなんて情報も流れ、絶望したこともあっただけにバルトメウとの2ショット写真は嬉しかった。そして初年度からいきなり先発となり、バルサでの歴史を作り始めているフレンキーです。
中盤選手が輝けるクラブというモチベーション
愛されフレンキーはそんな入団発表の1周年記念日となった1月23日、バルセロナ市内ランブラ通りにあるNIKEショップで催された、バルサ新作ウォームアップウェア NextGen Vaporknit の発表会に出席。さまざまな質問に答えているなかで、自分はまだもっと活躍できるとするコメントが心に残ります。
「今はバルサに適応中だけれど、自分がもっと良いプレーを出来ることを知っているからね。もっと良くなるために、少しずつ改善していかないと。アヤックスと似ているから、バルサのプレーに適応するのは易しいよ。バルサではセントロカンピスタが自分の資質を輝かせられる。それがここでプレーするモチベーションの一つだね」
このセントロカンピスタが輝けるのがバルサだ、という言葉が好いじゃないですか。監督やクラブはこの言葉に応えるようなチーム作りをお願いしたいです。
フレンキーはイベント後(だと思う)に受けたSPORT紙の独占インタビューにて自己採点を訊ねられ、10点満点中「6点か6.5点」だと言っています。理由は上記と同じで「自分はもっと出来るから」
まあそのくらいなのかな、と思います。カンプノウではまだ、アヤックスで示されたポテンシャルは発揮されていない。バルセロナでは誰もが一歩ずつ階段を上っていくので(時々、三段飛ばしくらいする異次元クラックもいる)フレンキーもこれからです。
彼のバルサ時代は、まだ始まったところ。大大大先輩ヨハン・クルイフのバルサ在籍5年を「超えたい」と言い、「もっと長く、キャリアが終わるまで続くと良いね」とも述べているセントロカンピスタです。
「バルサで引退となればいいね。僕はいつもバルサでプレーしたかった。将来のことは分からないけれど、僕はここで幸せだし、バルサ以上のステップはないよ。バルサを上回るレベルはないんだ」
ブスケツにお世話になった
SPORTの独占インタビューのなかで、フレンキーはチームメイトについても話しています。そこで一番付き合いのある選手は誰かと訊ねられた彼の答えはこうです。
「ひとりを挙げるのは難しいけど・・・ でも僕がチームに入った時、ブスケツにはいろんなことを助けてもらったよ。ある意味では、彼は僕の世話をしたと言えるかもしれない。たとえば、僕がバルセロナに到着した初日、トレーニングをする前だったけど、彼は僕になにか必要かと訊ねるメッセージを書いてくれたし、僕と僕の彼女のためにレストランを予約してくれたんだ。もし誰か一人を選ぶなら、ブスケツだろうね。みんな僕をすごく手助けしてくれたんだけど」
すてきだ、セルヒオ先輩。ではこれからポジションを競いつつ、デ・ヨングとともにバルサの看板として成長することが期待されるリキ・プッチについてはというと、彼はこう言っています。
「彼はすごく才能のある選手だね。彼のプレーの仕方を僕は大好きだよ。もちろん、僕らは一緒にプレーできる。僕としては、誰と一緒にプレーするのかはあまり重要じゃないんだ。もし自分がプレーできるのなら、それで満足してる(笑)」
下はそのSPORTによるフレンキー・デ・ヨング独占インタビュー動画です。楽しそうに喋っていて、表情豊かで、好感。
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