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クーマンは敗北による怒りを認め、そして選手たちを鼓舞する:ユベントス戦前日会見

受け入れるわけにはいかないエラーから失点を繰り返したと認める監督
負ければ腹が立つし、選手たちにも伝えたと明かす

先週末のリーグ戦において、恥ずかしい負け方をしてしまったFCバルセロナ。10試合を終えて獲得した勝点がわずか14、これは33年ぶりにひどい成績だそうでなんとも切ない話ですが、ある意味では盛り上がるシーズンなので様子を見ていきましょう。とはいえ、ああいうエラーはなくさねばならない。ロナルド・クーマンは不快感を認めつつも、選手たちを激励しています。

バルサにあってはならない失点の仕方

改善の兆しが見え、ここからは期待できるんじゃないかと思わせてからの落胆返し。2020/21シーズンのクーマンバルサは安定感を欠き(リーガではすでに4敗、チャンピオンズは5連勝)、予測のつかない展開でファンを落ち着かせることがありません。言いようによっては、勝つことの難しさを教えてくれている。ちょっと初心に戻れと示している・・・。

そうはいっても、勝負の世界に身を置いている現場の選手や監督にとってこの成績は受け入れがたい現実であり、カディスでの負け方はフラストレーション大盛りだった。
ユベントス戦の前日会見にてクーマンはあの黒星が心痛めるものだったことを認め、バルサの選手たるものがあのようなエラーを繰り返してはならないと戒めています。

「あれは不愉快だよ。カディスでの負けは、アトレティコ・デ・マドリー相手のそれとは異なるんだ。相手にどのように得点されたのかを分析しなければならない。私は芝居をしないし、もし負ければ腹を立てるさ。そして選手たちにもそう言ってある。バルサにいて、私たちが何試合かで食らったゴールを受け入れるわけにはいかない

もっとバランスが必要

カディス戦では冗談のような失点をした一方で、数少ないながらも同点・逆転のチャンスもありました。オランダ人監督は言います。

「私たちは毎試合で5から6回の決定機を作り出している」
「もっとバランスが必要なんだ。効果を上げつつ、失敗を減らさなければならない。個人的なエラーが失点となり、勝点が犠牲になっている。発生してはならないことによって、あまりにも勝点を取り逃している」

クーマンはまた、ラ・リーガの各チームがバルサへの対処法を分かっていることも認めています。

彼らはバルサに対する良い守備の敷き方を知っているし、いくつかのチームは、私たちを驚かせたカディスやアラベスのように、かなり引いてプレーすることで私たちを難しくしているね。とはいえ、もしそういったチームに対してこちらから先手を打てれば、試合は違ったものになると私は確信している」

責任とキャラクター

ラ・リーガでのスタートに大失敗した件については、その「責任はいつも監督にある」とクーマンは請け負います。
「決定を下すのは監督だからね。たとえば今の私は、チームの健康や活発さのために、いつも以上にローテーションを考えなければならないんだ。だから私は常々、責任は監督にあると言っている」

クーマンは試合中によくベンチに座って考えごとをしているような映像をカメラに抜かれています。もっとピッチサイドに言って選手たちに指示を出さないのか。そう訊ねられた彼の答えはこうです。

「試合の間中ずっとピッチサイドから叫ぶのは好きじゃなくてね。現役時代からすでに、監督がずっと指示を出しているのは好きじゃなかった。問題は大声を出すことではなく、ピッチでもっと責任を引き受けることだと思う

リアクションを示し、首位通過を

ラ・リーガでの不安定さとは裏腹に、チャンピオンズではここまでグループステージ全勝(5勝)で来ているバルセロナ。バルサはかつて2002/03シーズンに一度6戦全勝にてグループステージを終えたことがあり、当時もリーガでは散々だったなぁと思い出します。

2002/03は来たるべきロナウジーニョ時代の夜明け前で、同じくオランダ人監督のルイス・バンガールはシーズン途中で解任されている。ただ、アンドレス・イニエスタがデビューするなど若手登用においては収穫のあったりと、今季といくつかの共通点があるのが面白いです。

カディス戦ではチームのパフォーマンスに立腹したクーマンが、さてユベントス戦では笑顔を取り戻せるか。なんだかんだで勝てばファンとしても嬉しいので、自尊心を修復するような試合内容でユベントスを下してくれることを期待しましょう。
目標は前向きなイメージを残し、その結果として首位通過を決めること。またもや負傷したウスマン・デンベレの代わりにチャンスを得る選手が活躍してくれれば、新たな希望の種となるんですが。

 

コメント

  1. ゼロ より:

     今シーズンのバルサは、先制された試合で勝利したことが一度たりともありません。また、バルサが勝った試合は、ローテーションメンバーばかりだったディナモ・キエフ戦を除き、全て前半30分以内で先制点を取っています。
     こうした戦績から、クーマンバルサは当初のプラン通りに試合を運べば相当強いものの、プランが計算どおりにいかないとそのまま修正できない脆さがあるのだと思います。
     カディスも上記の戦績データを考慮して先制した後に前半から時間稼ぎをし、バルサの選手を焦らせてパスミスを誘発するなど相当研究を練っていたのが随所に見られました。
     クーマン監督も同様に自チームだけでなく相手チームの研究を十分にしないと、ラ・リーガで勝つのはかなり厳しいと思います。
     

  2. トム より:

    守備でのミスよりも、クーマンが気にしなければいけない事は、崩しができない攻撃の方だと思います。
    でもクーマンは元々CBだし、攻撃のアイデアはそれほど無いのかもしれない。

    ブライスワイト入れてグリーズマンを下げる方式で、ようやくグリーズマンがちょっと良くなる可能性を見つけたけど、引いた相手を崩せないのがグリーズマンの問題であり、バルサの相手は殆どが引いた相手なので、結局グリーズマンを使う限りこの問題は解決しない。
    個人技主体でも崩しができてたデンベレも、またしてもの怪我でさらに武器は減ってしまった。
    メッシが頼れるのは、今ではもうアルバくらい。
    ブスケは居れば後ろでサポートしてくれるけども、ミスが増えてきた。

    今季は我慢しかないけれど、歯痒い。
    デストの未来と、ペドリやコウチの慣熟に希望を見出します。

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