コパ1/16でもチャンピオンズのようにプレーする
水曜日の国王杯クルトゥラル・レオネサ戦では、感心したことがありました。控え選手とカンテラーノ満載のチームで、アルトゥロ・ビダルが示したリーダーシップです。
アルトゥロはその前のエル・クラシコでベンチスタートになり、83分にようやくピッチに立っています。これはビダルにとって相当悔しかったと思うのですが、3日後のセグンダBのチーム相手にキングは腐った素振りを一切見せませんでした。
キックオフの笛が鳴るやビダルからは、自分が若者たちを引っ張る、それがオレの役割だとの気持ちが伝わってきました。先発獲りへの足がかりにするために、1秒も無駄にしないとの気迫が見えた。
これがアピールチャンスであることを分かっているのかどうか、疑わしく思える選手がいるなかでのリーダーシップとインテンシティですから、余計に光って見えたのです。
絵文字騒ぎは過去の話
怒りをSNSで示し、物議を醸したアルトゥロ・ビダル。しかしピッチで戦士のキャラクターを示すのは歓迎です。
レオネサ戦の試合終了後、コパにもかかわらず「3ポイントを手にしたので満足してるよ」と勝ちにこだわり、あのSNS投稿については「もう終わったテーマだ」と語ったビダル。おそらくキングはあの件について反省をし、頭を切り換えたのだと思います。
セグンダBチームとのコパ1/16 final であろうと、ビッグマッチのようにプレーするあの姿勢があれば、ビダルが試合に出る時間も増えていきそう。その姿勢を見ることで、カンテラの若者たちも感じるところがあったでしょう。
これからも良い手本となっていってほしいです。
このニュースのまとめ
- ・国王杯でリーダーシップを示したアルトゥロ・ビダル
- ・若者たちを気合のプレーで引っ張った
コメント
ビダルは根性やパワーの点でバルサにないものをもたらしてくれるとは思うし、コパでのリーダーシップには目を見張るものがありましたが、4-3-3にはそんなに居場所はないかも?とも思います。。。
パウリーニョも、4-4-2型のブスケツの相棒的な利用が多かったように、4-4-2の真ん中でブスケツと並ばせたり、あるいはサイドでゴリゴリ闘わせたりする方が合ってるのかも?とこれまで見てて思いました。
バルサの4-3-3だと、ミッドハーフの3人は内側でトライアングルを作りまくるのが仕事に見えるので、細かいことを覚えさせるより、ファイターとしての仕事を見つけてあげるとよいのでは…
デンベレが4-4-2であまり仕事がないように、4-4-2と4-3-3をうまく併用してレギュラーをローテさせつつ、余裕のあるときにカンテラーノを起用できるといいのかな、と。
あの立場に置かれた選手の反応は様々だが、彼がヘラヘラと薄ら笑いを浮かべてるようでは駄目だろう。
闘志の塊であるビダルらしい怒りの反応だったと思った。
バルサのインテリオールは繊細な技術と正確な判断が必須なので、先発というより少しオープンな展開になった後半からの出番は仕方ない。
ただ、この手の選手はCL取るには絶対必要。
必ずやってくれる。
願わくば酔って暴れるとか、怒りの矛先がピッチ外に向くのは止めて欲しい。
頼んます。