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A 8 PUNTOS !

 

リーガ第4節終了時点で、マドリーに8ポイント差。

まだシーズンは始まったばかりだ、というのは重々承知しているのだけれど、つい口元が緩んでしまう。そんな週末となりました。ただ結果を出してくれれば文句は言わないヨ、という敵地でのヘタフェ戦にティトバルサが1-4で快勝し、サンチェス・ピスファンではマドリーが期待通りにすってんころりん。まだ4試合しか消化していないのに、勝点差が8になるというステキすぎる状況が完成しました。この思いがけないプレゼント、しっかり活用させていただくことにいたしましょう。

 

ティトのコメント

アンダルシア方面で眉間にしわを寄せっぱなしだった白いチーム(ユニは緑)とは対照的に、日々の仕事が好い結果を出していることに、充実の表情を見せているティト・ビラノバ率いるバルサ。ベンチ入り禁止中につき、試合をスタンドから見守ったミスターは試合後、選手たちの頑張りを次のように称えています。

「私たちは獲得可能な全12ポイントを手に入れた。去年苦い時間を過ごした場所で、試合を終始コントロールしていたよ。チームは十分な忍耐をもってプレーしていたし、もっとゴールを決めることもできただろう。昨年敗れたパンプローナとヘタフェで、今年は勝てたと知るのはチームにとって良いことだ。簡単な試合などひとつもなかったよ。けれども先にはまだたくさん試合が残っている」

ペップ時代からず~~っと先発起用され続けてきたレオ・メッシがベンチスタートだったのも驚きでした。「レオと話をして、彼を控えにすると決めたんだ。彼はプレシーズンから飛ばしていたし、ここまでハードな試合をこなしてきていた。代表チームでも長旅をした直後だった。先発しようと思えば出来ただろうけれど、私はよりフレッシュな選手を使い、オープンな試合となったなら彼を使おうと考えたよ。ダニの場合も、より良好な状態の選手を選んだ」

左ヒザの靭帯を痛めてしまったカピタン・プジョルについては、大事な選手を欠くことになる、とミスターは強調しています。「明日(日曜)に精密検査をして、怪我の正確な範囲や離脱期間が判明するだろう。チームはセントラルに問題がある(頭数が少ない)だけに、これは問題だ。それにプジョルの存在は、私たちのチームにとってものすごく大きい。彼はチームに多くをもたらす選手。少しでも早く回復してほしいと思う」

そして現地スポーツ紙の多くが見出しに持ってきているコメントがこちら。昨年敗れたコリセウムで快勝したことで、監督としてのポジションが強化されたと思うか?という問いへの答えです。「そんなことは思いも考えもしないよ。まったく気にしてないことだ。私が気にしているのはチームが勝利し、向上していくことだけだ」

 

最高のスタート

さてさてさて、2012/13シーズンのリーガ・エスパニョーラはバルセロニスタにとって夢の展開となっています。バルサが開幕4連勝なんていう離れ業をやってのけている一方で、モウマドリーが1勝1分2敗の勝点4!4試合しかこなしていないのに、8つものポイント差がついてしまいました。いったい内部でナニが起こっているのかは知らないけれど、まったくもって冴えないプレーと結果に終始している前年度カンペオン。もはや悲しんでいるのはCR7ではなくマドリディスタだ、というのが、おおよその共通した見解でありましょう。なんと鮮やかなる両チームのコントラスト!気を引き締めようとは思うのですが、気付けば口元が緩んじゃってる有様です。いかん、いかん。

モウチームがサッパリだったコリセウム・アルフォンソ・ペレスで、ローテーションを採用しながらも完勝できたってのも満足感を増幅させるスパイスです。メッシをベンチに置きながらもカンテラが10人先発し、イニエスタもいないのに試合をばっちりコントロールしていたティトチーム。ゲームを片付けたのは変態メッシだったとはいえ、彼がいなければダメだという感じもない。ビジャがケーキにイチゴを乗せるわ、怪我から復帰したチアゴがいきなり輝くわ、幸せなゲームでありました。この感じであれば、チャンピオンズでも良いスタートを切れそう。いい風が吹いてます。もちろんその風を呼び込んでるのは、ティトチームみんなの頑張りです。

これまではどれだけショッパイプレーをしていても、結果だけはもぎとっていたマドリーが、さっぱりゴールを決められなくなりました。まあクレとしましてはその理由は別になんだってよく、これからもその調子で、勝手にクライシスの度合いを深めていっていただければ言うことありません。そして悲しみに暮れるベルナベウが、怒りの白ハンカチが咲き乱れるお花畑となればステキ。これからモウチームと当たるチームの皆さん、彼らからは勝点獲れますよ!頑張って!そしてバルサはこれまでどおり、目の前の試合を確実にクリアしていこう!

 

ドウデモ情報

2週間前、「オレは悲しい」という名言によって世界各地に話題を提供してくれたクリスティアノ・ロナウド。この”悲しい”はスペイン語で「triste(トリステ)」といいまして、悲しむクリスティアノは”トリスティアノ(Tristiano)”というステキなニックネームを手に入れています。TR7ですね。

また試合に負けるたびに泣いてくれるモウリーニョのことは、「llorar(泣く。リョラール、あるいはジョラール)に絡めて、”リョウリーニョ(Llourinho)”と呼んでいます。”llourinho”でウェブ検索すると、楽しい画像が出てきますよ♪

 

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