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名乗りを上げたサンペール

ユベントス戦でバルサでやれることを示したカンテラーノ。

ネイマールブッフォン相手に2つのゴラッソを叩き込んだユベントス戦で、今後への明るい話題となったのがメディオセントロ(DMF)として先発したセルジ・サンペールでした。セルヒオ・ブスケツの代役として先発を任せられた修行帰りのカンテラーノは、その期待に応えるパフォーマンスで監督やファンにアピール。このままチームに残れる力があることを示しました。

期限付き移籍からの復帰組でユベントス戦に起用(しかも先発)されたのはサンペールだけですから、それだけでもエルネスト・バルベルデがこの若きカンテラーノの能力を評価していることが伝わってきます。

ユベントス戦のサンペールのパス総数はバルサ公式のデータによれば 42 で成功率は88.1%。イニエスタの 44本 90.9%と比べて遜色なく、パス総数だけなら後半にピボーテとなったブスケツの36本を上回っています(ただしセルヒオは成功率100%)。そして細かった身体の線は逞しさを増し、ブスケツアルバと並んでチーム最多となる5度のボール奪取に成功しています。激しく相手ボールを奪いに行く様は、以前はあまりなかったことです。

チームに残れると確信している

試合終了後、セルジ・サンペールはメディアに対し、野心をもってポジションをもぎ取りに行きたいとの思いを語りました。「幸運なことに、試合は上手くいったね。チームに残ることが僕の目標。自分に残る力があることをミスターに証明したいんだ」

「自分次第ではどうにもならないところもあるけど、現れてくるチャンスは全て活用しないとね。自分が残れると確信をして僕はプレシーズンを始めたよ」

中盤は人員過多のバルサですが、サンペールの持ち場であるピボーテはまだサブが確立していません。セルジ・ロベルトアンドレ・ゴメスらがライバルになりますが、サンペールが信じるようにチャンスはあるでしょう。次のマンチェスター・ユナイテッド戦でも活躍を楽しみにしてます。

 

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